惹句に躍る"The Greatest Concert Movie of All Time"は誇張ではない。
日本一のビッグスクリーン、池袋gdcsのIMAXレーザーGTで鑑賞。
まさにonce in a liftimeの体験となった。
自分のメイキングストップ経歴は、遅まきながら「アメリカンユートピア」の衝撃からの追っ掛けで、つい最近のこと。
(本作の主な感想は其方を
https://filmarks.com/movies/16591/reviews/113899948
しかし、今回文字通り衝撃は更新されてしまった。
A24によるブラシュアップは本当に素晴らしく、5階建てビルぐらいの大きさはあるフルスクリーンでも生々しくも映える映像と、まるで昨晩撮られたかの様な音響の迫力はとんでも無い。
「ブレードランナー」も手掛けたジョーダン・クローネンウェルスの撮影と、監督ジョナサン・デミの手腕があればこそ。40年の歳月を経ても尚、本作の革新性、普遍性が有効たり得るのは、天才の所業。
この祝祭に居あわせる事の出来ない、既に鬼籍に入られた先人達を惜しまれると共に、心よりその功績を称えたいと思う。
鑑賞中、立ち上がって踊り出したり、声を上げて手拍子をしたくなる衝動を抑えるのが大変であった。
皆、同じ気持ちの様で、終幕後暖かい拍手が。
公開期間中、極力劇場でおかわりしたいと思う。
特にIMAXフルスクリーンの多幸感には抗い難い。
どんな最新技術を使った映画作品よりも強烈。絶対また観に行く。
