柏エシディシさんの映画レビュー・感想・評価

柏エシディシ

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2015年以降、劇場鑑賞した映画を中心にレヴューしてます。
2017年からDVDやCS鑑賞のもマークする様になってます。
基本、星三つでも十分オススメで御座います。

映画(611)
ドラマ(0)

オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.0

いいねぇ。ちょうど良い加減のB級感。
眠れない夜につけた深夜テレビでやってて欲しいこの感じ。
VHSのレンタルショップに置いておいて欲しいヤツ。

ノルマンディ上陸作戦前夜。作戦の成功の可否を握るドイ
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バースデー・ワンダーランド(2019年製作の映画)

2.0

原恵一監督の新作で、VCに松岡茉優さん、そしてキャラクターデザインにイリヤ・クブシノブ。これは観なきゃでしょ!と行ってきましたが、ちょっと残念な印象。

ストーリーフォーマットはタイトル通り「アリス」
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

4.0

今年ベスト!とか、気合いを入れて推すのはなんか違う気がするのだけれど、多分これからも何度も観たくなるだろう佳作。

監督ガスヴァンサントで主演ホアキン・フェニックス(誘う女以来なのか!意外だ)だし、
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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

4.0

独断と偏見で言い切ってしまうと、ポール・シュレイダー、「監督作」としては最高傑作なんじゃないですか。ここにきて。
正直言って、これほどの衝撃作だとは思わなかった。

ベルイマン「冬の光」を下敷きに、自
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ビル・エヴァンス タイム・リメンバード(2015年製作の映画)

3.0

代表作の「ワルツ・フォー・デビー」の所為か、リリカル、センチメンタルなピアニストとしてのビル・エヴァンスの評価や人気は定まっている様に思えるけれど、この人は実にジャズのインタープレイに魂も身体も捧げた>>続きを読む

希望の灯り(2018年製作の映画)

3.0

はぁ〜、なんて上品な映画なんだぁ。
まだ、食べられるのに「賞味期限」を理由に捨てられる食品。使い捨ての梱包バンドを「こいつは使えるから捨てるな」と教えるブルーノの言葉。そして、誰にも聴こえない波の音。
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荒野にて(2017年製作の映画)

2.0

「さざなみ」のアンドリュー・ヘイ監督の新作。楽しみにしていたのだけれど、少しのめり込めなかったな。

原作モノ、という事だけれど、どこまで登場人物や物語に共感と没入が出来ていたのだろうか?監督や製作陣
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.0

ジョージ・マッケイ!(はじまりへの旅)
ミア・ゴス!(サスペリア)
チャーリー・ヒートン!(ストレンジャーシングス)
そして、アニャ・テイラー=ジョイ!!(The Witch)
全俺、垂涎の若手俳優揃
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美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)

2.0

原作未読。普段ならスルーするタイプの邦画なんですけれど、「勝手にふるえてろ」の大九監督という事で。

こういうシニカルコメディは嫌いじゃないし、冒頭の公園の「死にたい…」の一連の流れをはじめ、クスリと
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.0

ティモシー・シャラメ目当てで観に行ったのですが、鑑賞後パンフ開いて、以前ユーロスペースで観た「オーバー・ザ・ブルースカイ」(大好き!傑作!)の監督のアメリカ映画進出作と知って、喜びつつ、腑に落ちました>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

2.0

うーん
ひとつひとつ要素を拾っていくと好物で出来ているはずなのに、ノリきれなかった。自分でも不思議。本作が好きな人にはゴメンナサイ。
以下、言い訳。

キャプテンマーベル(MCUのキャロルの方のヤツと
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

ドラッグとアルコールでキャリアを棒に振りかけた演技派アクターが比較的マイナーなコミックヒーローを演じるという「チャレンジ」から始まり、10年。22本の映画。
これが到達点で、一旦の終着点。万感の思い。
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.0

カーペンター映画の魅力は「映画はこれぐらいで良い、と断言している」点であると語った黒沢清監督の言葉は正鵠を射ている。
カーペンター父子の手による劇伴に限らず作品自体がカーペンターマナーに忠実。
偉大な
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コンジアム(2018年製作の映画)

2.0

ザッツPOVホラー。ブレアウィッチの頃から考えると隔世の感がありますが、もはや見慣れたフォーマット。
中盤までやや退屈ですが、終盤の畳み掛けてくる恐怖演出にドキドキ。
もう少し、見せ場を小出しにせず、
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私の20世紀(1989年製作の映画)

3.0

昨年公開の「心と体と」が素晴らしかったエニェディ監督の1989年のデビュー作。

モノクロームの画面で綴られる時間と空間をジグザグに進む寓話か御伽噺か。
断片的に提示されるシンボリックなエピソードや登
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バイス(2018年製作の映画)

3.0

まず、不謹慎を承知で言わせてもらえれば、最高に可笑しくて、笑える。
コレぞ本当の「笑ってはいけない」ホワイトハウス。
「この物語は事実を基にしている。とは言えホントかワカランけれど。でも真実を描けるよ
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

5.0

「史上最高のゾンビ映画」に関しては議論の余地があると思うけれど、私の好きなゾンビ映画No.1という問い掛けにはかなりの高確率で本作になるんじゃないかなー。
やっぱり、圧倒的に面白い!

単なる「ゾンビ
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孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

4.0

未体験ゾーンの映画たち2019にて。

「満たされた生き方」ってなんなんだろう?

ポストアポカリプトもの、「世界に取り残されたひとり(ふたり)」もの、って映画としては枚挙に暇もないのだけれど、本作の
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イップ・マン外伝 マスターZ(2018年製作の映画)

2.0

チョン・ティンチことマックス・チャン主演によるイップマンスピンオフ。
監督は御大ユエン・ウーピン!

マックスチャンは端正なルックスもありますけれど、やっぱり動きが綺麗ですよねー。
スタントマンからの
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.0

映画などでUSカルチャーにそれなりに触れている日本人にもお馴染みの"RBG"(なんせ、先日鑑賞したレゴムービー2にも登場してるし!)
Metoo以降、名前を見かけることも多くなりましたが、その偉大さ、
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ダンボ(2019年製作の映画)

2.0

またいつものティム・バートンの雇われ仕事か?と。
原作モノをお得意のキャンディコーティングで誰でも楽しめるエンタメ作品に仕上げているのか?と。

まぁ、言っちゃえばそうなんですけれど、これはこれで、そ
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レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

超絶大傑作の前作を受けての続編。
文字通りEverything is Awesomeだった前作だっただけに、ショージキ続編はキビシイかな…と思っていただけに、まさかの「すべては最高…じゃないけれども…
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たちあがる女(2018年製作の映画)

3.0

これは面白いなぁ。北欧脱力系映画特有のユーモア。でも、諧謔に転ばず真摯なメッセージに一貫している所に好感を持てる。
主人公の心象に合わせて背景に登場するバンドメンやウクライナのコーラス女子隊というアイ
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.0

イザベル・コイシェらしい、ありがちな感傷に流されない苦い結末だけれど、ほんのり心に暖かな余韻が残る。

主人公の小さな決意とひと時の成功。決して無駄では無かったと思いたい。何かをやってみようと考えてい
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サンセット(2018年製作の映画)

3.0

「サウルの息子」ネメシュ・ラースロー監督の最新作。これは近年の映画作品でも屈指の歯応え。うーん、難しい。そして、面白い。

極端に主人公に依った画面で周囲や物語の行く末すら判明せず、観客の分身たる主人
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國民の創生(1915年製作の映画)

1.0

町山智浩さんの「最も危険なアメリカ映画」でその存在を知り、STARチャンネルの特集企画でやっていたヤツを録画していたのだけれど、なかなか観る気がおきず。
今回「ブラッククランズマン」で大々的にフィーチ
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

スパイク・リー渾身の一撃。
もちろん、ラストにドスンとクるメッセージをシリアスに受けとめなければならないけれど、とにかく愉快でカッコいい映画としても本作は抜群である事を強調しておきたい。

コーリー・
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バンブルビー(2018年製作の映画)

3.0

やっとボク達の観たかった「映画」トランスフォーマーがっ!
美少女!ロボット!ザ・スミス!ブレックファストクラブ!オタクの夢だけで出来てる映画じゃないのっ!エライ!トラビス・ナイト!

まぁ、基本プロッ
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ロボコップ ディレクターズ・カット版(1987年製作の映画)

4.0

「いい腕だ。名は?」
クゥー、最高!
シネマシティ4K極上爆音上映にて。

言わずと知れたポール・ヴァーホーベン大先生の傑作バイオレンスアクション。
改めて見ても、ホント冒頭から無駄なし隙なし、一切の
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.0

映画が時代や場所、観客のそれぞれのバックグラウンドを越えて、時に自分とはかけ離れた人物の人生を体験させれてくれる一種の魔法やタイムマシーンであると考えるならば、本作は現時点での最高峰で最先端。

天才
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サッドヒルを掘り返せ(2017年製作の映画)

4.0

映画に限らず、何かを強烈に愛することから逃れられない全ての人たちへ捧げたい素晴らしきドキュメンタリー。

マカロニウェスタンの大傑作「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗」クライマックスのロケ地、サッドヒル
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

2.0

ふたりの女王。の物語と思いきや、原題Queen of Scots
どちらかというとメアリースチュアート寄りのお話なんですな。
エリザベス1世に人気女優のマーゴット・ロビーだし、こちらの勝手な期待だった
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

2.0

先だって、ニュージーランドで相似の痛ましい事件もあり、心穏やかに見ることは難しかった。

寡聞にて、本作の原案となったノルウェーの事件は知らなかったのだけれど、この手の銃乱射事件やヘイトクライムは世界
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運び屋(2018年製作の映画)

3.0

一切の無駄のないイーストウッド匠の技。
面白いに決まってるから映画館で観れば良いんですよ(おしまい!w

彼自身の実人生を重ね合わせた物語という事前の情報やこちらの予想を良い意味で全く裏切らないストー
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.0

IMAX3Dにて。
ハイクオリティな作品を連発している近年のMCU一連の作品の中では、少し野暮ったいプロットや拙速に過ぎる展開などやや完成度で見劣りは否めないのだけれど、それでもブリー・ラーソン=キャ
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

1.0

我らがピータージャクソン製作の高品質スチームパンク冒険活劇が楽しめるかと思いきや、世界観やアートディレクションに統一感のないB級にも及ばない出来映え。

カタストロフ以後の文明が荒廃した未来が舞台の筈
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