柏エシディシさんの映画レビュー・感想・評価

柏エシディシ

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2015年以降、劇場鑑賞した映画を中心にレヴューしてます。
2017年からDVDやCS鑑賞のもマークする様になってます。
基本、星三つでも十分オススメで御座います。

映画(526)
ドラマ(0)

へレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

本当の意味で怖い映画、キました。

この映画のホントタチ悪いのは、まず、我々が日常で時折感じ取ってしまう「あの感覚」を思い出させてくること。
あれ、今なんか見ちゃったかも。
聞こえちゃったかも。
誰も
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バスターズ(2012年製作の映画)

3.0

Sicario Day of soldado(やっぱ、こっちの原題の方がカッコ良い!)監督、ステファノ・ソリッマの2012年作品を「のむコレ」にて。タイムリー!ありがたやっ

原題は作中にも登場する、
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

5.0

傑作が連発されている2018年の映画界。
しかし、40年前の映画が、密林を疾走するトラックが如くすべてをなぎ払って行ってしまいそうだ。

40年前の作品などと言っても、ある意味40年前だからこそ創る事
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.0

2018年も様々な「厭な映画」が公開されましたが真打ち登場。
人は何故わざわざ劇場に足を運びお金を払って厭な映画を観るのでしょうか
この世界の片隅にひっそりとポッカリと開いてしまった、何処へ繋がってる
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.0

監督ドゥニヴィルヌーヴ、撮影ロジャーディーキンス、音楽ヨハンヨハンソン。
現代映画のマエストロたちが集結して生み出された暗黒の様式美とも言える様な前作と比較すると、誤解を恐れずにいえば、真っ当なクライ
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ファイティン!(2018年製作の映画)

2.0

マ・ドンソク+ラブリー=マブリーって思いついた人、天才。
アメリカ移民としてのマブリーの出自とその見事な体躯を活かしたマブリーの為の企画映画。
異国の地で孤独に馴れすぎてしまった男が思わぬ形で得た家族
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.0

IMAX鑑賞。
クイーンの曲ではSomebody to loveがマイオールタイムベスト。

爆発的な大ヒットとブライアンシンガー監督の降板の顛末など、少しばかり意地悪な気持ちで観はじめたのですが、L
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アンフレンデッド(2015年製作の映画)

2.0

PCモニター限定映画の良作「サーチ」を経て、眠れない夜にCSでやってたので、せっかくだから同ジャンルの先達の出来を確認。

結論、PC画面限定というアイデアの先達としての価値はあるものの、やはりその域
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テルマ(2017年製作の映画)

2.0

秋のホラー映画大攻勢2発目にて、昨年より大変楽しみにしていた作品。(1発目はクワイエットプレイス、この後にit comes at night、ヘレディタリーと続きますぞぉ!楽しみぃ)
しかし、結論から
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

2.0

苦手なタッチのキャラクターデザインとビックリマーク付きのタイトルになんとなくのいかがわしさも感じてスルーするつもりだったのですが、思わぬ世間の高評価と高坂希太郎監督作(茄子アンダルシアの夏)ということ>>続きを読む

アンクル・ドリュー(2018年製作の映画)

3.0

ペプシCMでお馴染み、NBAスターカイリーアーヴィングによる「ドリュー爺さん」を長編映画化。

舐めてたジイさんがスーパープレーヤーでした「がんばれベアーズ」ムービー。
シニアたちのワンスアゲインムー
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マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

4.0

全編にわたってガンギマったクレイジーな傑作。
2018年、最も美しい映画、と私は思う。

ニコラス・ケイジの振り切った演技。
少し狙った感のある邦題。
B級リベンジホラー。
ちょっとキッチュな作品とし
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イコライザー2(2018年製作の映画)

4.0

腐った街に舞い降りた黒い守護天使、ロバート"The Eqaulizer"マッコールが帰ってきた。

所謂ジャンルムービーってやつですけれど、自分は今年ベスト10級に好きになってしまった一本。
ナメてた
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ヴェノム(2018年製作の映画)

2.0

トッドマークファーレンによって創造されたバイオレントで無軌道なアンチヒーロー、ヴィラン、人気キャラクター、ヴェノム。、、、というのとはちょっと印象の異なるフライシャー版ヴェノム。
ひとこと、カワイイ。
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ふたりにクギづけ(2003年製作の映画)

3.0

割と好きなファレリー兄弟作品で何故か未見だったので、腹痛で寝込みながらCSでやってたヤツを。
ま、腹痛が悪化するんじゃないかと思うぐらい笑かせられましたけどねw

男同志の分かち難い友情を描くのも得意
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

4.0

30周年記念デジタルリマスター版をスクリーンで観れる幸福。
しかし、なんで今更「ゼイリブ」なのか。結論、今だからこその「ゼイリブ」なのだ。
「これはお前の神だ」と書かれた札束に、「隷従せよ」「目覚める
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ざくろの色(1971年製作の映画)

3.0

はじめましてパラジャーノフ。
しっかしもう。世界の映画という広大な宇宙に何度驚かせられてしまうのか。
こういう自分の理解出来る映画文脈から逸脱する作品と対峙すると、本当に謙虚な気持ちになるし、刺激を受
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.0

100%PCまたはMacの画面上で進行するサスペンススリラー。というアイデア偏重、出オチ映画かと思いきや、そこに収まらない見事なプロットと構成に唸らされた。

人間関係や社会なんて、デジタルに0か1で
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バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.0

こいつぁは評価の難しい作品かも。
劇場でほんのり頬を湿らせるぐらいには好きになった作品、というのはあくまで前提ですが、これは売り方や見方に戸惑う、ある種の怪作では。

仰々しい戦鎚を抱えたうさ耳の少女
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ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

3.0

人気シリーズ完結編。
結論から言うと、ファンなんで採点甘め。
当方、アナケンファンとして本国大ヒットの1作目がなかなか日本公開しない中、しびれを切らし輸入盤Blu-rayを取り寄せてまで鑑賞したぐらい
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軍中楽園(2014年製作の映画)

3.0

ニウ・チェンザー/イーサン・ルアン「モンガに散る」コンビで超観たかったのに、ロードーショー時は見逃し。不覚。ユジク阿佐ヶ谷さまで追撃。ありがたや。

兵隊と娼婦の悲恋モノ、と思いきや(もちろんその要素
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ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)

2.0

ここのところ定番の児童小説原作ファンタジー映画。見飽きてません?普通だったらスルー案件なんですが、まさかのイーライ・ロス監督、及びジャックブラックと絡むケイトブランシェットが見たくて鑑賞。
filma
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.0

これは今年最大の問題作。
今は、とにかく、おかわり鑑賞したい。
また観たい。何度でも観たい。
という気持ち。つまりこれって、好きってことよね?

2011年のハリウッドを彷徨う我らのフィリップ・マーロ
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.0

立川シネマシティの極上音響上映にて。

言わずと知れた青春映画の金字塔にて、おそらく80年代以降において最も模倣され、影響を与えた決定的作品の一つ。マスターピース。

主要登場人物5人のみ、舞台はほぼ
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

5.0

丸の内ピカデリー爆音映画祭にて。デジタルリマスター版。

まだ歯も生え揃わない時分に親父に連れられて観た、自分の映画体験の原風景にある特別な作品の一つ。どこでどんな映画館で観たかは死んだ親父にあの世で
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

2.0

うーん、Feverというには狂熱が足りない。
着地そこ!?wってなる。こういう恋愛ドロドロ絵巻では考えられないぐらい優しい結末は却って希少かもしれませんが、いろいろ無理のある顛末に自分を納得させるのが
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.0

何度も観たくなる。これぞ不朽の名作。
今回、「悲しみに、こんにちは」と一緒にユジク阿佐ヶ谷にて鑑賞。
スペイン。
印象的な瞳の女の子。
完璧な組み合わせ。
ある時代的な背景を色濃く作品に投影しつつ、1
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マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

2.0

序盤のアレで、OK!こっちね!と了解して楽しめた時点で、自分のインド映画リテラシーがここ2.3年でそこそこ成長したなぁとしみじみ。

バーフバリ的なものを期待してると肩透かしを食らうかもですが、本作を
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運命は踊る(2017年製作の映画)

4.0

アタマから尻尾まで、徹底した美意識と哲学がびっちり詰まった怪作。
ヤられた。

運命は踊る。というより「運命と踊る」なんじゃないだろうか、これは。
ステップを踏んでも結局は同じ所に戻ってくるフォックス
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.0

面白いっ!学園ものオーシャンズfromタイ

カンニングシーンの荒唐無稽さにちょっとツッコミつつも、見事な編集と演出のリズムでどんどのめり込んでハラハラドキドキ。MV、CV製作出身という監督の手腕が見
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.0

原題はCrazy Rich Asians
アジア人の端くれとして、成金東洋人を露悪的に茶化した居心地の悪い作品だったらどうしよ?という杞憂がほんの少しあったのですが、文字通り杞憂。
もちろん、そういっ
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.0

完璧な90分。マスターピース。
常日頃自分は映画の完成されていない即興性や不完全な部分や情報量の多さを愛しているからこそ、逆説的に、一切の無駄の無い、精巧にデザイニングされたこういう映画を観ると、40
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.0

新井英樹は好きな漫画家ですが、本原作は未読。
しかし、人間(主に男)の根源的な欲求や衝動を躊躇なくぶっ放しながらも、最後には人間賛歌に昇華する新井英樹イズムはしっかりこの映画にも継承されていると思う。
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.0

いろいろどうかと思います(褒意)
しかしだからこそ、敢えて言えば、もっと全体をブラシュアップして、細部を詰めていれば、プレデター1.2越えの文句なしの傑作になったかもしれないと思うと惜しい気持ちもあり
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.0

夏の風物詩、細田アニメ、滑り込みで。いつでも行けると思ってたら、すっかり秋ですねーw

前作「バケモノの子」の王道冒険活劇(を装った変わりモン)から、子供の目線を通したミニマムな世界(これまた、そう一
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

4.0

ローレン・ブロートン、フュリオサ大隊長と同一人物とは思えない驚異の役作りでシャーリズセロンが育児家事に追われる主婦を演じたヒューマンドラマ。

久しぶりにジェイソン・ライトマンらしい映画。
「らしい」
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