柏エシディシさんの映画レビュー・感想・評価

柏エシディシ

柏エシディシ

ガメラ3 邪神<イリス>覚醒(1999年製作の映画)

3.0

4KHDR平成ガメラも遂に完走。
丸ピカDolby cinema最終日に滑り込み。映画館休館にめげず、ありがとうございました。

2000年以降生まれの若い人たちにはピンと来ないかもしれないけれど、あ
>>続きを読む

キミに逢えたら!(2008年製作の映画)

3.0

ちょっと遅くなりましたが…祝カット・デニングス婚約記念!お相手はあのアンドリューWK!(あとMCU復帰おめでとう)
という事で、コレを。

カットのキュートさ、よ…文系ツンデレ女子
彼女の実生活でもク
>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

5.0

むちゃくちゃ感動したっ!
今年ベスト!どころか音楽映画史上でも屈指の傑作ではないだろうか。

一切の無駄を排したミニマルなステージの上、揃いのグレーのスーツに身に纏った裸足の男女が踊り唄う。ただそれだ
>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.0

ディズニー実写版は良いイメージがなく、その筆頭が「マレフィセント」である為、本作も少し意地悪な目線で見始めたのだけれど…面白かったです。
観ようと思った原動力はもちろんエマ・ストーンと監督のクレイグ・
>>続きを読む

ペトルーニャに祝福を(2019年製作の映画)

3.0

鑑賞機会の少ない国の映画を観ると、自分と自分の生きる社会の常識と非常識と、そしてそれに対する過信とその危うさにいつも気付かされる。
視点が相対化される事によって、"気付き"が生まれる。

ここで描かれ
>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

映画本編とは関係ないのだが、この日の渋谷HUMAXシネマさんは若い観客の方が多く、なんだか嬉しくなった。
客電がついた瞬間の、なんとも言えない満足感というか、すごいものを観た…という劇場の空気感。尊い
>>続きを読む

女性上位時代(1968年製作の映画)

3.0

カトリーヌ・スパーク・レトロスペクティブにて。
なにぶん、カトリーヌスパーク童貞のため、最も名前を聞く本作から筆おろし。
眼福に過ぎるファッションとヘアメイクの数々。
トロヴァヨーリの洒脱なサウンドト
>>続きを読む

グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)

4.0

アカデミーでのアジア系監督の台頭が注目されて、改めて観たいと思った作品。
20年前、中国資本台頭前夜、非英語でしかも武侠アクションという内容でオスカー作品賞ノミネート。
こちらも当時はものすごい快挙だ
>>続きを読む

クー!キン・ザ・ザ(2013年製作の映画)

2.0

ダネリア監督自ら、伝説のカルトSF映画をアニメーション化。
「不思議惑星キン・ザ・ザ」とセットで鑑賞出来たので差異を比較出来て面白かった。
主人公(地球人側)2人のキャラクター変更、アニメーションにな
>>続きを読む

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.0

クー!ぱんぱん!
嫌いになるのが難しい、最高にファニーでキュートなディストピアSFw

しかし、かわいい(?)外見とは裏腹に、当時のソビエト社会ひいては人類そのものが根源的に抱えている階層意識や異端差
>>続きを読む

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.0

正直、あまり好きでは無かった松井大悟作品。
本作は個人的な経験と重なるプロットと文字通り"旬な俳優"陣の演技に引きこまれて、つい落涙してしまった。
やられた。

くれなずむ。ではなく、くれなずめ。
>>続きを読む

トレジャーハンター・クミコ(2014年製作の映画)

2.0

ファーゴを観直したので、塩漬けしていたコチラも。

もともと「本当にあった奇妙な物語」の体でありながら複数の事実をミックスした"フィクション"である「ファーゴ」にオマージュした、こちらも事実をベースに
>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.0

ノマドランドのフランシス・マクドーマンドを観て、久し振りに観たいな、ドラマ版もぼちぼちチェックしたいし、と思ってたらWOWOWさんで放送。
ナイスタイミング。
コーエン兄弟作品の中では、取り立てて好き
>>続きを読む

アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

2.0

なんかいろいろ惜しい。

ザック・スナイダーが久しぶりに手掛けるゾンビ映画で、廃墟と化したラスベガスに潜入するケイパーもののマッシュアップと期待は否が応にも膨らむ。……しかし。
通常のゾンビ映画一本分
>>続きを読む

カトマンズの男(1965年製作の映画)

4.0

ベルモンド傑作選2にて。
もーうバカすぎる!w(褒意)ってなるベルモンド/ド・ブロカ作品の中でも、最もスラプスティックコメディ度、というかモロ"漫画"度が高い。超傑作。
しかしながら、ベベルの死ぬ気で
>>続きを読む

相続人(1973年製作の映画)

3.0

ベルモンド傑作選2にて。
欧州版華麗なる一族的な陰謀プロットに、007ばりのアクションと美女との絡みがあり、今見るとなかなかリアリティ的におかしい。
が、それでもオッケーー!!と許してしまいそうになる
>>続きを読む

リオの男(1964年製作の映画)

4.0

ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2にて。
ベルモンド総選挙栄えある第1位作品。
オモシロイ!

初見。しかし、確実に自分が幼い頃から観てきた映画やアニメの萌芽が其処彼処に見られて、貴方だったのですね、
>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.0

幕引きに大好きなあの曲が流れてきて思わずニッコリ。
「お楽しみ頂けたかな?ザッツエンターテイメント!」と笑う監督の顔が浮かんでくる。
ガイ・リッチーが手癖で撮った様な映画。って評価は言い得て妙だなと笑
>>続きを読む

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.0

鑑賞注意!かなり胸くそ悪くなります。しかし、それでも観て良かった。観なければならなかった。
禁断のドキュメンタリー。

ある面、電波少年、マイケル・ムーア、ボラット辺りの露悪性を更に進めた先鋭的な作品
>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

3.0

実生活では経験したことの無い事態や感情を疑似体験する"装置"としての「映画」
最新の傑作として、今年は「サウンド・オブ・メタル」と本作が双璧。

高齢化社会や福祉制度の重要性。その脆弱性、危険性を語ら
>>続きを読む

タイム(2020年製作の映画)

3.0

時節柄、アメリカの司法制度の欠陥や組織された差別構造としての収監制度を告発するドキュメンタリー、と思って見始めた。
もちろんその視点は強くある作品ながら、「取り返しのつかない、故に全ての人に平等な"時
>>続きを読む

デカローグ デジタル・リマスター版(1989年製作の映画)

4.0

ポーランドの名匠の傑作。
587分。素晴らしい映画体験だった。
劇場で観られた幸福。

ワルシャワ郊外の共同住宅団地。
十戒をモチーフに綴られる十遍の物語。
キェシロフスキは映画を撮る哲学者。
ここで
>>続きを読む

ウィズアウト・リモース(2021年製作の映画)

3.0

ステファノ・ソリッマ/テイラー・シェリダンによるハードアクションfeaturingマイケルBジョーダン
そして、音楽は何故かシガーロスのヨンシー。最近映画音楽家付いてますな。ヨハン・ヨハンソンの後継者
>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

5.0

はい。"The Entertainer"が耳の奥で流れてきましたね?
賢しらになるつもりはないけれど、さすがにこの映画観てなくて「映画好き」は名乗って欲しくない…という映画は誰しも何本かはあるでしょう
>>続きを読む

ブックセラーズ(2019年製作の映画)

3.0

本好き、必見。いや「不要不急」な名分のもと、瀕死に追い詰められている映画や芸術、文化を愛する今の時代のすべての人たち、必見。

数年前のパソコンの中のフォルダは開く事が出来なくなるけれど、500年前の
>>続きを読む

愛のコリーダ 修復版(1976年製作の映画)

3.0

ことの顛末は判っていても、まるで一歩一歩堕ちていく様に「ふたりきり」の世界に埋没していく男女に目が離せずスクリーンに釘付けになる。
おそろしく純粋な映画。
無駄なものはなにもない。

阿部定という女性
>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.0

主人公のイヤホンからブルース・ホーンズビーの「あの」ピアノフレーズが鳴りはじめて気が付いた。
これは2Pacの"Changes"なんだ、と。
2Pacが「変わらなければ」と唄ってから、20年以上が経ち
>>続きを読む

ボー・バーナムのみんなハッピー(2016年製作の映画)

3.0

傑作「エイスグレード」の監督ボー・バーナムのスタンダップコメディというよりエンターテイメントショー、かな?
歌って踊って、一発ギャグもあり。
繊細な10代の女の子のドラマを撮った人とは俄かには思えない
>>続きを読む

戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.0

やっぱりダントツ、変だし凄い映画。
こんな映画が大ヒットして、1000人規模の劇場で満員御礼だったのだから日本の映画がすごい時代は確実にあったのだ。
自分の様な若輩者が言うモンじゃあないですが、この機
>>続きを読む

サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

2.0

好事家の間で悪名轟くカルト映画。
まさかの日本初公開。

まぁ、予想はしてましたけれども、ポカーンでしたねw

BLMの隆盛と共に、映画「ブラックパンサー」や「ラブクラフトカントリー」など俄かに再評価
>>続きを読む

アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.0

浅学なものでメアリー・アニングという人物を知らず、鑑賞後、実在の人物の物語という事でまず驚き、更に彼女とシャーロットが恋愛関係であったという事は創作であるという事に二重で驚いた。

まるで2次創作とか
>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

3.0

私にとってはコメディでホラーでした……
女心はわからんよなぁ、と。
でも、だからこそ恋愛って尊いのよね
ラブストーリーは基本苦手だけれど今泉力哉監督の語るラブストーリーは嘘がなくて誠実だから、好きだ。
>>続きを読む

デッドマン(1995年製作の映画)

3.0

自分にとっては、ジム・ジャームッシュって映画監督の名前を初めて知った作品でした。
まぁ、最初は良さが全く判ってませんでしたねw
追跡と放浪という西部劇マナーに則りながらも、鑑賞後は間違いなくジム・ジャ
>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

はぁー好き。
世界5都市。夜の街を走るタクシーの中、運転手と乗客の邂逅を捉えるオムニバス。

観るたびにどのエピソードが好きかって変わっていく。
ジャームッシュの一声で世界中から集まった個性的な役者た
>>続きを読む

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.0

ジャームッシュのロックンロール宛のラブレター。彼なり、の。
ジャームッシュ一連の作品で繰り返されるモチーフや響き合うエピソードやキャラクターの答え合わせをする様に観る。

スカした若い永瀬正敏とキュー
>>続きを読む

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.0

何も引く事も付け足す事も出来ない、在るだけで完璧だな…と思える映画が何本かあって、本作もそう。
ジャームッシュの35mm長編デビュー作。

この映画で"オフビート"って言葉を憶えましたね。
背伸びして
>>続きを読む

>|