柏エシディシさんの映画レビュー・感想・評価

柏エシディシ

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なまず(2018年製作の映画)

2.0

シュールなラブコメ?from韓国。
最近、贔屓のイ・ジュヨン主演と聞いて観に行ってきた。
多分に現在の韓国の世相を反映したと思われるプロット。しかし正直、その寓意やアイロニーを充分に理解出来ずノリきれ
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.0

WOWOWでやっててなんとなく観てしまった。フル観たのは、初公開の時の池袋シネマサンシャイン以来かな。
所謂ファウンドフッテージもののハシリで、まだ発展期にあったインターネットを活用したマーケティング
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ビーチレッド戦記(1967年製作の映画)

3.0

隠れた名作「裸のジャングル」のコーネル・ワイルドによる太平洋戦争もの。
イーストウッド「硫黄島からの手紙」の40年前。敵味方を隔てることなく戦争の悲壮さを娯楽性を排して呵責なく描写するコーネル・ワイル
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フィアー・ストリート Part 3: 1666(2021年製作の映画)

2.0

あんまりここまで感心していなかったフィアーシリーズ。完結の3作目は存外に楽しめた。
まぁ、相変わらず説明過多でまどろっこしいし、音楽使いもダサいけれども。
前半の"回想"パートは前作までに小出しにして
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フィアー・ストリート Part 2: 1978(2021年製作の映画)

2.0

第2弾は1978年。舞台はサマーキャンプ。まぁ13金ですね。
前作から遡り、シェイディサイドの真相が……!みたいなお話だが、想定の範囲内で意外性も面白みもない。
例によって状況説明や内部心情を台詞で語
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フィアー・ストリート Part 1: 1994(2021年製作の映画)

2.0

異なる年代にオマージュしたホラー映画の伝統を今風に脱構築した新しい感覚の作品が観れると思ったら、そんなこともなく。
とにかく状況の説明台詞が多くテンポが悪い。キレがない。途中で飽きてしまった。
傑作と
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.0

もともとエルヴィス・プレスリーという人が好きではなく、本作もスルーするつもりだったのだけれど、世評の高さに引かれて行ってきました。
うーん、やっぱり、あんまり好きではないかな。
まぁそれでも、全然エル
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

2.0

これどうなっちゃうの…!?(ワクワク)という前作終幕の期待が尻窄みになってしまう感は某スペースオペラ超大作を彷彿とさせる。
旧シリーズのファンに対する目配せ(という名の接待)がプロットの出来自体に悪影
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ロールスロイスに銀の銃(1970年製作の映画)

3.0

もはや定番のバディアクションコメディの原点となった偉大な作品。1970年!!
本作が無ければ、リーサルウェポンもバッドボーイズも無かったかもしれない。
ご機嫌なソウルファンクをBGMにイカした衣装。
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エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.0

言わずと知れたウェス・クレイヴン先生のホラークラシック。
フレディ・クルーガーの造形もさる事ながら、作劇もホラー描写もやっぱりよーく出来ている。サービス精神旺盛。、面白いです。
フレディもあまり顔も映
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ザ・プリンセス(2022年製作の映画)

2.0

00年代以降のディズニープリンセスの脱構築を今更引き合いに出さずとも、「王子様を待っている」お姫様像の更新なって久しい昨今。
そのある意味極北になるか、という流血多めのハードアクションを期待したのだけ
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.0

「X」「ブラックフォン」とくれば、観たくなるのがヒトの子というもの。でしょ?
先日の「ナイトオブリビングデッド」もそうだが、圧倒的先駆者としての完成度と面白さが抜群。もう既に完璧。
プレインフィールド
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.0

いいよ!いいよ!
観ている間、何度もスクリーンにサムズアップしたくなった(さすがにしなかったけど)
こういう丁度良い映画、ホントに素敵。
面白いです。別に映画史を塗り替えるとか、今年ベストとかではない
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X エックス(2022年製作の映画)

3.0

A24という金看板に引っ張られ過ぎて、もう少し大胆にホラー映画を脱構築してくるのかと思いきや、割と直球のホラー愛をかましてきて嬉しい驚き。
観ている時は、まだかまだかと転調する瞬間を待っていたモンで少
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マルケータ・ラザロヴァー(1967年製作の映画)

3.0

いつかは観たいと思っていたチェコ映画史上最高傑作の金看板も眩い名作。
ヨーロッパ中世が舞台の史劇なんてお馴染みだけれど、本作に関してはとにかく画面がキマりまくっててすごかった。
とにかくすごかった。
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映画はアリスから始まった(2018年製作の映画)

4.0

全映画ファン必見。素晴らしきドキュメンタリー!
単なる「記録」としてはじまった映画を今日私たちが知る「映画」の形にした先駆者アリス・ギィの功績を甦らせるドキュメンタリー。
監督、脚本、編集に限らず、製
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.0

リュ・スンワンの新作公開してるんだったら教えてよー!
ご無沙汰してます。ファンジョンミンとのタッグ作「軍艦島」、なんとか観たいのだけれど題材からして日本ではちょっと難しいのかな…
第三世界での情勢混乱
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かわいい毒草(1968年製作の映画)

3.0

「トラウマ映画館」でも紹介されていた怪作。中盤の転調が気持ちいい。というかキモチイイというよりウワァァ〜という感覚。
映画史に残る傑作「サイコ」を刷新する様な、主演2人の実生活やキャリアとシンクロする
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レッサーパンダを抱きしめて(2022年製作の映画)

3.0

「私ときどきレッサーパンダ」の製作ドキュメンタリー。
監督ドミー・シーをはじめスタッフ陣の素養がいかにこの作品に落とし込められているかが良くわかる。
イチから世界を構築するアニメーションにおいて、ある
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.0

傑作!
アニメ映画の歴史を塗り替えるエポックメイクを何度も起こしてきたピクサー。またまたやってくれた。
まずは映画館で観たかった、と言いたい。
ぶっちゃけバズよりこっちの方が面白いぞ
ソウルフルワール
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.0

前作「真実」に続き海外キャストスタッフというフィールドでも紛う事なき"是枝"作品。当たり前の事の様に言っているけど、やっぱりすごい事。
是枝作品の中でも割合スタティックでオーソドックスな作劇。脚本や演
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東京2020オリンピック SIDE:B(2022年製作の映画)

3.0

さて、乗りかかった船。SIDE-Bも観てきました。最終日に滑り込みでw
まぁ、いろいろあってヘンなことになっちゃって結局誰も幸せにならなかったな、と思う映画だけれど、SIDE-Aと同様、言うほど悪くは
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呪詛(2022年製作の映画)

2.0

だいぶ話題になっているので期待して観てみたけれど、そんなに面白くなかった。残念。
もちろん冒頭10分ぐらいは視界トリックを使ったハッタリや時系列を微妙にずらしたストーリーテリングに引き込まれ、娘をはじ
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月の輝く夜に(1987年製作の映画)

4.0

ノーマン・ジェイソン監督作のイタリア系家族讃歌。
あぁ良い映画観たなぁぁ、というアホの感想しか出てこないw
でも、こういう小粋な映画ってアメリカに限らず最近少ない気がする。
特別なことは起きない。突飛
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.0

凄惨な「事件」からはじまる冒頭から終幕まで、この物語が架空の設定、架空のお話と判っていても、あまりにも今の日本の現実を精緻に描いていておそろしくなる。
「自助」の行き着く先はここしかない。
この国に生
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.0

2022年、楽しみにしていた一本。印象的なタイトルと一筋縄ではないインパクトの予告編を観て、これは自分が観なきゃいけない映画だ、と思ったのだが、結論、期待通りの作品で大満足。

邦題が秀逸。「わたしは
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終電車(1980年製作の映画)

4.0

「生誕90周年上映フランソワトリュフォーの冒険」にて
ナチス占領下のパリ。弾圧や困難に耐え街の人々の一縷の希望となる演劇場を切り盛りする女優マリオンの奮闘と、ゲシュタポの監視を逃れ地下に匿われる彼女の
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ズカルスキーの苦悩(2018年製作の映画)

3.0

異端のポーランド人アーティスト、スタニスラフ・ズカルスキー。
その忘れ去られた天才アーティストの実像に迫るドキュメンタリー。
高橋ヨシキさんやBlack Holeがおすすめしてくれなかったら出会えなか
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雨のなかの女(1969年製作の映画)

3.0

追悼ジェームズ・カーン
フランシス・フォード・コッポラがハリウッドシステムに反抗し、あの「ゴッドファーザー」の前に監督した1969年製作のロードムービー。
若きジョージ・ルーカスが本作の撮影に帯同し、
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.0

ところどころ、練り直しが必要なところが無くは無いし、作劇も相当乱暴。
しかし、これはこれで正解。楽しい一本。
「フラッシュゴードン」「銀河伝説クルール」「タイタンの闘い」「ミラクルマスター」……などな
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

2.0

ソーラブサンを観る前に「そいやジェーン(ナタリー・ポートマン)ってどうなったんだっけ…?」となり、復習。こういう時サブスクって便利。
先に白状しておくと、本作、MCU過去28作の中では個人的にはワース
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.0

文字通りの意味でヤバイ映画。
もう映画館で観れるのは今回が最初で最後かもしれない。よく公開したな……
これに比べれば、「ホステル」なんて因果応報コメディに過ぎないし、「屋敷女」なんてエレガントにすら感
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アギーレ/神の怒り(1972年製作の映画)

3.0

特集「ヘルツォークは80歳になる」にて。
うーん、時間が合わなくてフィツカラルドとコレしか観れなかったー無念〜また特集してください……
なにはともあれ、クラウス・キンスキーの狂気がおっそろしく、そして
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ラブバード(2020年製作の映画)

3.0

秀作「ビッグシック」の監督主演コンビによるスクリューボールコメディ。
いがみ合うカップルが事件に巻き込まれて、やがて絆を取り戻していく。
という、まぁ過去に何千本も作られてきた定型フォーマット。
本作
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我々の父親(2022年製作の映画)

3.0

Black Hole でレコメンドされていたのでチェック。
製作のブラムハウスが元来得意とするホラー映画と紛いそうなほど、おぞましいドキュメンタリー。
絶望感、ハンパなし。
再現VTRも相まって「ホン
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

5.0

リコリスピザを観たら、こっちも観たくなるなるのがヒトの子というのもの(?)
書棚からDVD引っ張り出して観た。
最高。いつ観ても最高。
伝統的、典型的な恋愛劇に見えて、その語り口は独特且つ先鋭的。
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