わ

ストップ・メイキング・センス 4Kレストアのわのレビュー・感想・評価

5.0
筆舌に尽くし難い。

映画を観るまでトーキングヘッズには、【パンクシーンで商業的にブラックミュージック的なアプローチを取り入れて、ニューウェーブ/ポストパンクの可能性を切り拓いたインテリ集団】というイメージがあり、スタジオアルバムからも、グリッドに沿ったグルーヴによる冷たい印象を持っていた。

映画を観ると、この印象は一転した。そこには猛烈な熱さ、パッションが存在した。デヴィッドバーンの熱狂的なフロントマンとしての立ち振る舞いは圧巻そのものである。バンドの計算し尽くされたパフォーマンスは40年前の作品とは思えないほど、私をフロアの一員として熱狂させた。

真空保存されたかの様な生々しい鮮明な映像も素晴らしかった。
もう一度観たい。
わ