IMAXでちゃんと観たよ。
アメリカンユートピアの40年弱前のライブとは思えないくらい新鮮。視覚芸術的な。芸風って変わらないんだなというのは希望でもある。
クリエイティブディレクションのアウトプットの解像度がすごい。ここにランプシェードがあったら、2人のコーラスの振りが揃ったら、ブカブカのお衣装を着たら、、全部計算されてるんだろうなって感じでラストに向かってどんどん盛り上がっていって。演者がみんな楽しそうに自分を解放していることも、オーディエンスが段々乗ってきて立ち上がったりすることも、全部イメージ通りなんだろう！
みんなが乗っかれる物語というかファンタジーというか世界観は強烈なひとり（デビッドバーン）のインスピレーションだと思う。意味づけせず感じろって言えるのは、それだけの世界観を作れる人だからこそだよな。複数の人が制作に関わるだろうに、ここまで1つのステージで表現できるのはすごい。駿もだけど。
アメリカンユートピアのメッセージ性みたいな感じで、あの時代あの瞬間の人たちになんか響くものがあったんかな？（歌詞とかマジで意味わからなかった、自分を俯瞰してる感じの歌詞多すぎん？当時そういうムードだったんかな。）インテリバンドとか言われてたみたいだけど、熱狂を作りだすだけの心を動かすものがあったんだろう。
トーキングヘッズ曲全然わからんし、デヴィッド・バーンも全然知らんし、それでも気づけば最後身体が自然と動くくらいノリノリになるし、なんか思うところはあるから、いい1.5時間だと思う。
