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フェルメール The Greatest Exhibition-アート・オン・スクリーン特別編-のRyouのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

オランダのフェルメール展を映画で

この展覧会のために絵の層を調べて目に見えないところまで分析したそうでとても興味深かった
それを嬉々として話す解説者の人たちにもすごく好感が持てて羨ましかった

光の巨匠と言われてることは知らなくて、解説付きで見ると本当にわかりやすい
それを知ってみると確かに他の出てくる絵とは違う!と面白い

最近読んだ化粧の本で、光を集めると肌が綺麗に見えるとあって、フェルメールが現代にいてメイクアップアーティストだったらカリスマかもーとか少女や女の人が多いのは肌の水分量が多いと光を反射しやすいから描き甲斐があっただろうなーと下世話なことを考えた😆

室内の人物画が多くて、背景に絵が飾ってあるものが多いこと、あと、手前にカーテンや扉を配置して鑑賞者の視線が室内に移るようになっているのも知れてよかった
絵画だけど、映画っぽい!と思った
でも、真珠の耳飾りの少女は背景は真っ黒で光を際立たせる方法をとってるのに感動した
解説者の人が少女と目が合うのは幸せな瞬間だ、と言っていてわかる!と思ってしまった
この少女はモデルはいるけど理想像だと言われているそうで、そういうのも絵のいいところですね😊
あと、牛乳を注ぐ女の腕まくりして見えてる部分は白く手が黒いところも労働者であることが表現されてるのも説明してもらってわかった

17世紀って2階建の家あるんだーとかパンプティングも食べれたんだーと色々気になって勉強して是非オランダへ芸術の旅に行きたい✨

生涯作品は40から45と少なく、現存するのは37,そのうち3作品は真偽を問われているというのもフェルメールという存在を際立たせてる気がした
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