音楽関連のドキュメンタリーには目が無い僕なので、この映画も観るのを楽しみにしておりました。
とにかくもう最初から最後まで圧巻に尽きる作品でした。
多くのレジェンダリードラマーが、自身の経験を言葉にしながら…時に実際演奏しながら、どれだけドラムが好きかを語り尽くす…いや、彼らはもはやドラム無しでは生きていけないのだから、ドラムがいかに楽しいか、ドラムと共に生きていくにはどうすれば良いか…なぜギターでもベースでもなくドラムなのか…という、ドラマー人生を選んだ者の生き様を表す、とても楽しいドキュメンタリー映画です。
もちろん、楽しいだけでは無い、辛いこともあった、もしかしたらドラマーとして生きていくのを諦めようとした時もあったのかもしれないけど、それでもそこにドラムがある限り、彼らは叩き続けるのだ…と、死ぬまで叩き続けるのだ…と、決意表明されるドキュメンタリー映画でした。
そう、それで良いのです。
プロフェッショナルのドラマーとして活躍していく彼らの答えは一つ…死ぬまでドラムを叩き続ける。
最高じゃないですか。
思いがけず、2022年に亡くなられたフーファイターズのドラマー、テイラー・ホーキンスが出演してるのを観て、感慨深くなりました。
