すめぴ

ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉のすめぴのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

試写会で観ました!
タキオンに一目惚れしてウマ娘始めたモルモットとしては配給過多でおかしくなりそうでした。
内容はポッケちゃん視点でジュニア級〜クラシック級終わり頃まで。でもわたしはモルモットなのでタキオン視点で感想書きます。

①ホープフルS
RTTTの皐月賞のオペラオーさながらの演出でホープフルSを制したタキオンに、ポッケが皐月賞での再戦を申し込んで快く受諾。
しつつ、アプリのストーリー通りプランを練って、自分の脚が耐えられるか模索するタキオン。

②弥生賞
カフェ、ダンツ、ペリーなんとか(クロフネ)を抑え固有発動して圧勝。
カフェは史実通り、ばちくそ不調で下位に沈む。
勝利後に、脚が震えるカットインが入り、今後の暗雲を示唆する。泣きました。

③皐月賞
弥生賞後、調整を重ねるもやはり自分の脚が今後のレースに耐えられないことを悟ったタキオン。泣きました。
自分のすべての力を出し切り、同期を始めとした他のウマ娘に自分の存在を見せつける。
ここの固有発動シーンで、マッドサインエンティスト全開の顔してたのに、最後の最後の笑顔があまりに無垢で、自分の限界を感じての笑顔と解釈し私大号泣。
出走〜ゴールまで顔が黒くぼかされてて、表情が見えないのあまりにも残酷だった。
一方タキオンの鮮烈な走りにポッケ絶望スランプターン入る。

④皐月賞後
理由を言わずに電撃引退宣言をし、世間と同期をざわつかせるタキオン。
ティザー映像で「勝利に興味はない」って言ってる件のシーン。なーんでそういう言い方しちゃうかなという言い方をしてしまう。

日本ダービーはしっかり観戦するタキオン、自分が走れない分、データを取れてご満悦。
トレーナーとフジキセキから託された夢を背負ったポッケが勝つも、皐月賞のタキオンが頭に残ってその後スランプになる。

夏合宿(タキオン不参加)を経て、カフェが菊花賞を勝つ。
タキオンは何度も何度もレース映像を再生し、無意識に脚が動いている。泣きました。

フジキセキとの併走で吹っ切れたポッケが、世紀末覇王オペラオーに挑みたいとジャパンカップへの出走を決める。
それにあたりタキオンを乗り越えなければいけないと併走を申し込むも、もう走らないと決めたと断るタキオン。
ここの演出で、ずっと暗がりで話していたタキオンが窓から差し込む光の中で話していたのがあまりにも辛い。断ってからカーテンを閉めて部屋を出ていくのもあまりに辛い。

迎えたジャパンカップの日、無表情でレースを観に来たタキオン。
ドトウ、トプロ、オペラオーとシニア級のウマ娘と競い、自分の影を打ち破り固有発動するポッケ。
そんなポッケを観て、自分が残した走りを追う他のウマ娘から代替え品のデータを取れればいいと思っていたタキオン。でも本当は他人のデータなんかじゃなく、自分自身で走りたいと気づいてレース場を飛び出して走るタキオン。
汗に混じって涙が見えたような演出がまた辛い。大号泣。

そしてエンディング、なにかのレースでダンツ、カフェ、そしてタキオンと共にレースに出走するシーンで終わる。大泣きしました。


内容は2年間を描いてて駆け足なのに、それを感じさせないストーリー構成が凄かった!
観戦客に桐生院トレ、ミークをはじめとしたアプリキャラ総出演してて、会場が笑い声で包まれたり、アヤベさんがふわふわ評論してほっこりしたり、アプリ勢もアニメ勢も楽しめる仕掛けがたくさんあって、シリアスなシーンと調和が取れていて楽しく観れました!
正式に公開したらあと2回は観たいな〜グッズも楽しみ!
すめぴ

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