りわさん

ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉のりわさんのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ドルビーシネマにて視聴。
レースシーンの作画や迫力が凄い。
最高に熱いスポコン映画でした。

情熱的で闘争心溢れるジャングルポケットと冷静沈着でマッドサイエンティストなアグネスタキオンの二人にスポットをあて物語が進む。

物語序盤ではアグネスタキオンという「最強」をこれでもかというほど描き、主人公であるジャングルポケットを含む同世代のウマ娘たちに衝撃や絶望を与える。

物語中盤で突如無期限活動休止でアグネスタキオンがレースで不在となり、追いかけていた目標の喪失や一生勝てないと思いこむジャングルポケットの心理描写が丁寧に描かれる。

特に先輩であるフジキセキに憧れレースの道を志したジャングルポケットの挫折や苦悩を助けたのもフジキセキっていうのがエモい。

そして物語終盤のジャパンカップで現役最強、テイエムオペラオーとのレースは圧巻の一言。
そのレースに影響を受けたアグネスタキオンの中に眠るウマ娘の本能が目覚め、「私も走りたい!」と感情を顕にするシーンは感動した。

アグネスタキオンが好きだったから満足だけど、同世代であるマンハッタンカフェやダンツフレームの掘り下げが少なく、菊花賞はマンハッタンカフェが1着だがレースシーンはなく、電光掲示板での着順結果のみで少し不遇だと感じた。描けない理由もわかるけど...
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