月の狼

スーパーの女の月の狼のレビュー・感想・評価

スーパーの女(1996年製作の映画)
4.0
23年96作目。

小規模スーパーの心意気を感じられる作品。

鮮度に拘り、嘘な商売を嫌う店員たちの〝客を信じる” 心を描いているが、
流石に時代が違いすぎて「こういう時代だった」と思うしかない。

現代は鮮度の品質保存も向上し
客は質と値段を合わせて買い物をしている。
大規模スーパーほど手抜きをどこかでしているだろうし
リパックまがいのことをしているだろう。

結果的に大規模スーパーが生き残り
小規模スーパーが倒産しているので、
少なくとも今のニーズは当時とは異なるはず。

とはいえ、スーパーの裏側であったり
職人の拘りと気持ちの狭間を上手に描いているので
勉強のために一度は鑑賞しておいても損はないかと。
月の狼

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