Llama

ポップスが最高に輝いた夜のLlamaのレビュー・感想・評価

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)
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#2024映画35本目

名曲、We are the worldができるまで。
こんな夜中にたった一日でこんな多くの人が関わってできた曲なんて。
まるで世界の国歌だと思う。
めちゃくちゃ感動した。


大がかりのプロジェクトなのに準備時間が短すぎた。でも全員の魂が込められた1曲なんだといくことが分かった。

当時の世界的にスターがこんなふうにして集まることなんて無いよね。
映像で見るように当時はYouTubeも無ければサブスクも無いからチャート重視の世界で、アーティスト同士をライバルだと思っても良いのに思ったより温かい空気感だった。

ハリーがこれを企画したんだよ、の一声でみんなが疲れ果てているにも関わらずハリーの歌を歌い出したの感動した。

そしてやはりソロパートの録音シーン...
歌声は10人10色なんだと実感する程に曲に統一感はあるのに味が変わるというか。

ボブディランの他の人とは違う性格にも対応してレコーディングさせてたのも良かった。マイケル・ジャクソン、クインシー、ライオネル、ハリーを中心にまとめ上手な人たちのおかげでもある。
ライオネルのここが僕の家だ、という言葉でこの映画が終わるのも良かった。
知らない歌手もいたから是非聴いてみたい。
この映画のタイトルも素敵だな〜


曲の雰囲気から優しくて本当に地球ごと包み込むような温かさがあるけど、このバックグラウンドを知ればもっと温かみを感じる気がする。

音楽は言語の壁を超えて繋がる。
エゴを捨てよ。
🌎🩵
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