このレビューはネタバレを含みます
〖告白 コンフェッション〗（映画/日本/2024）
・
・
・
『大学山岳部のOBで親友の浅井とジヨンは、16年前の大学卒業登山中に行方不明となり事故死とされた同級生・西田さゆりの17回忌の慰霊登山に出かけるが、猛吹雪で遭難してしまう。脚に大怪我を負ったジヨンは自分の死を確信し、16年前に自分がさゆりを殺害したと浅井に告白。自身の犯した罪に苛まれ続けてきたジヨンは苦しみから解放され安堵するが、その直後、眼前に山小屋が出現し、2人は命を取り留める。親友の最期の告白を聞いてしまった男と、うっかり言ってしまった男。薄暗い山小屋で救助隊の到着を待つなか、2人の間には気まずく不穏な空気が流れ始める』
今日もありがたい試写会。ありがたいとは思ってるのにどこ主催かいつも忘れる。
来週公開の生田斗真とヤンイクチュンダブル主演の漫画原作のスリラー映画です、ってどっかに書いてあるのを鵜呑みにした。
・
・
・なんも知らずに観て私と同じ気持ち味わってほしい
・
・
・でも喋りたい
・
・
・とりあえずフィーリング100%の感想は楽しい！！！！！！！あと時間短い！74分！最高！
・
・
・
・
そう、スリラーって書いてあったしあらすじ読んだ感じもスリラーかサスペンスかって感じだったから「へーそうなんやね」と思って観たのに！ねえ！めちゃくちゃホラーじゃん！！！！
ホラー映画大好きだけどホラーだと思ってない時のホラー映画ってめちゃくちゃ怖くない？めちゃくちゃ怖くて泣いちゃったし途中でもうやだ〜帰る！ってなったりしてた。
しかもスラッシャーオカルト狂人のコンボにばりばりジャンプスケアで…何回も椅子からピョンって飛び上がった。
これ邦画ってか制作はしっかり日本だよね？韓国ホラー感すごいあった。もう怖がらせにきすぎ。
あーんまだ怖い。あったかいミルクティー飲んで正気取り戻そうとがんばってる。
まあまあでも怖すぎる映画って逆に面白いので、ずっとニヤニヤしてた。コンジアム観てる時と同じ顔してた。
けど監督のこと調べたらカラオケ行この人らしくて、えっこれはもしかして笑わせにきてるのかもしんない。
話は時間短いからばばばっと進むけどワンシチュエーションで、てかあのすごい造りの山荘やばくない？永久に追いかけっこできる。それで追いかけっこ隠れんぼして親友だと思ってた狂人の幻覚（幻覚ではないか、夢だったんだよね？）から逃げて…緊張感ずっとすごい。
第一言語が日本語じゃない人が日本語で叫びながら襲いかかってくるの、かなりの怖さある。
そして武器もバラエティに富み、斧でドア壊すところは「シャイニングだ〜！」って大喜びしちゃった。
結末に向かっていくにつれ「こうなったら最悪だろうな」が何層にも重なり、ラストのラストはもう想定するいちばん最悪のやつで…思わず満面の笑み出た。
あとから読み返す私のために全部書いとくと、死にかけたジヨンの告白はさゆりを殺したってことでそれを告白して死ぬつもりが助かっちゃって浅井は秘密知ったから殺されるってなってジヨンから逃げて、でも実は浅井はジヨンがさゆりを殺した当時現場目撃してておまけにジヨンが立ち去ったあとに生き返っちゃったさゆりにとどめ刺したのよね。さらにさゆりは浅井の子供を妊娠してたっていう。で、ジヨンに襲われて殺されかけたと思ったのはぜーんぶ浅井の夢で、でも夢と現実がごっちゃになってジヨンが知らなかったことを喋っちゃって、多分それでバタバタ揉みあって浅井がジヨンを執拗に刺し続けてるところに救助隊がきて「秘密を話す方が悪い」って言ってた！ひどい！てか浅井の夢の中のジヨンもかなり最悪で、浅井ほんとはジヨンのこと嫌いなんかな。
もう絶対絶対私の秘密は誰にも話さず墓まで持っていく…と思ったけどそんな大きい秘密持ってないかも…平和な人生。
いちばん怖かったの救助隊だと思った人の足がボキボキーって折れてジヨンだったとこ！あと最後に浅井が顔あげたら目が真っ白！みんなの怖かったところも教えてね。
いやほんと怖かった、疲弊金曜日にピッタリのグッドホラーでした。
あ！あと生田斗真の鼻血見れる！
そういえば主題歌のタイトルをとある人物がなんとかってチラシに書いてあるけど、言ってた？どこ？いつ？
（88/劇場鑑賞（試写会）31）
