neokamakiri

告白 コンフェッションのneokamakiriのレビュー・感想・評価

告白 コンフェッション(2024年製作の映画)
3.0
生田斗真主演のワンシチュエーションスリラー。山下敦弘監督がこのジャンルというのが珍しく、評価が高くないことも含めて気になっていたが、やはりあまりうまくない。世にも奇妙な物語として、20分ぐらいにまとめて良いレベル。

74分と短い尺なのでノンストップで駆け抜けて欲しいところ、2度3度同じ展開が繰り広げられ、この尺で飽きてしまうのは辛い。シナリオ的に原作の制約があるのはやむなしだが、夢オチが多いことと、終盤もよくある一つの型であり想像の域を出ない。まずもって告白せざるをえない環境下とは思えないところ、唐突な告白から始まる展開が残念。

ちなみに日韓共同制作で韓国人をダブル主演とするキャスティングなら理解できるが、なぜ韓国人をここに据えるのかはわからない。大仰な演技が鼻についた。
コロナのせいもあると思うが、やたら寡作な山下監督が心配。
neokamakiri

neokamakiri