なんて素晴らしい映画、、
ここまで完璧な映画だと思ってなかった
今年始まって間もないうちに言うのもなんだけど今年ベスト映画✨
脳のがんで身体も動かず死が間近に迫る兄を母と二人で支えてきた高校生ドリスのカミングオブエイジストーリー。
アメリカウエストサイドの暖かみのある空気感と素晴らしい音楽、このどうしようもなく悲しいドリスの状況の組み合わせがとても素敵な雰囲気を生み出していて終始心地よかった。
重病の家族を抱える者としての葛藤、若者らしい親子関係や学校生活の悩みも抱えながらまっすぐに前進していくドリス
全てのバランスが完璧だったよね
それにしても笑わせてもらった、、
笑いのセンスが刺さりまくりで、特に母親クリスティーンに何度笑わされたことか笑
そしてクライマックスは泣かされる、、
死別の物語としては当然として、最初にも書いたように青春ものカミングオブエイジストーリーとして最高で色んな重なりが積み重なった涙になる、、
プロモーションだとウディ・ハレルソンが演じたエキセントリックアクティビストとの奇妙な友情みたいな表現されてるけど、そこもありつつ、かなり高校でのシスターフッドも等しくドリスの成長に影響を与えていて良かったよね。ドリスのまっすぐさが高校のイケイケな女友達達ともうまく組み合わさっていく姿は、いまどきな心地よさと希望が感じられてすごく感動した✨
監督の半自伝的物語だそうで、だからこその絶妙なバランスなのかな。レディバードやブックスマートと似た青春感を感じたね
ちなみにウディはいつものウディって感じの役!!笑 良い意味だよ!!!優しくて少しアウトサイダーで若者を導いてくれる感じ!
サーチライトピクチャーズらしさが詰まった素晴らしいインディーズ映画でした!!高校生くらいまではこう言うタイプの作品といえば大体、wowowで見てたよなって懐かしくなった。特にW座とかでね。サーチライトがディズニー傘下になったおかげで今はDisney+で世界同時に新作観れるのも、これはこれでありがたい!
ちなみに主演ドリス役は「ウエストワールド」でおはじみタンディ・ニュートンの娘として有名な2004年生まれのニコ・パーカー!(妹と同い年だ…) 実写「ダンボ」やあの大ヒットドラマ「The Last of Us」などでおなじみ!実写版「ヒックとドラゴン」のヒロインにも決定済みで今後もどんどん活躍しそうですね!!姉のリプリー・パーカーも脚本家として、2000年生まれ(同い年…)という若さで、ドラマ「エヴリシングナウ」が去年高評価でしたね!!すごい一家だよ!!
ということで万人におすすめできる感動映画でした!!!