いろいろな立場の人がいて、さまざまな見方がある中、テーマの良し悪しとは別に、この類のドキュメンタリー作品の悪いところが全部詰まっている印象を抱きました。
片一方のスタンスの主張をひたすら繰り返す。回答できない立場の隊員に一方的な質問を続けて執拗にカメラを向け、住民の声に耳を傾けない姿勢を印象づける。そんな特定層だけが喜ぶような絵面をひたすらリピート。
人それぞれ見方は分かれますが、近い将来、台湾有事は不可避なものと個人的に思っています。日本のシーレーンがどうなるのか、無関係ではありません。そんな中で政府、意外にもいろいろ備えてるんだな、と感じました。