音響と映像のセンスが素晴らしすぎて終始にやにやしてしまった。
美術×グロってやっぱりどうしても魅了される。
本来なら対局にある感情をそれぞれ持ち合わせているのに、ひとつの画に入れられた瞬間とてつもない異彩を放つ。北欧ホラーのとても大好きな部分が、この作品にもたくさんあった。
プロローグの神父、出産、シスターの自死、パウロの最期。
常に暗くて不気味なのに、より強烈にそれぞれのシーンが浮き出てて、本当によかった。
あとね、一部分ずつしか見せてくれない獣の造形がいい。こういう系の悪魔ってミノタウロスとかバフォメットの類が多いから、勝手な想像で観てたけど
最後のシーンで全貌をみせてくれたところには感動した！
たぶん、犬？だったよね
悪魔知識があまりないから、ケルベロスくらいしか思いつかないけど、どちらにしても何かの下僕だったというメタファーでいいのかな。
たしかに種の持ち主ではあるけど、彼自身にはなんの得もなさそうだし、教会にいいように利用されてたんだよね。
あの悪魔さんの情報が少なすぎてとりあえずもっと聞かせてください。
お恥ずかしいことにオーメンは1作も観たことなくて、この前日談でデビューしたんだけど、めちゃくちゃ面白いな！？！？
鑑賞後は、あの辺のあれはどうなってるの？あの人は何してるの？ダミアンは何したの！？
で頭が埋め尽くされてるから、とりあえず全部観ます。
食わず嫌いを今気づけてよかった、この作品に出会わずに死ぬなんてだめだ。
