良くも悪くも展開は予想通り。
多感な10代の女の子だからこその食欲、性欲、承認欲求が痛々しいくらい表現されている。
「うわぁ〜なんかわかるよそれ...」みたいなシーンがいくつかあって、黒歴史的な過去が思い出されて勝手に気まずかった。
カルトホラーらしく、人間が堕ちていく様だったり、他人を贄に幸福を得ようとしている様は存分に観られるから、それ目的だったら十分楽しめると思う。
バイオレンスさはさほどないけど、
人間の塊や動物を捌くシーンは思っていたよりリアルで、しっかり映してくれたから良かった。
北欧系ってそういうシーンは音とかメタファーで伝えようとせず、画でド直球に伝えてくれるから好き。
逆にそれに至った経緯は全カットだから、どんな風に見つかって→逃げて→捕まって→命が消えたのかを想像するのがとても楽しい。
展開が予想できる分、その他の映像や想像で楽しませてくれた。
