黒豹のJimmyのレビュー・感想・評価

1945年の敗戦色濃い上海を舞台にしたドラマ。
和平工作を進める日本人を次々と殺す中国人のマフィアっぽい男たち。
そこに、新聞記者の日本人男（菅原謙二）と中国人と日本人のハーフ女性（京マチ子）の恋愛物語が絡んだ大映作品。

中国を舞台にしたドラマとした田中重雄監督作品だが、物語のテンポが良過ぎて、どうも中身が無い感じの映画になってしまったのが残念。

中国語シーンでは日本語字幕が出るのだが、字幕がセリフとズレているのはフィルム劣化のせいだろうか？
まぁ、意味は通じるのだが。