SHOCKER戦闘員の映画日和

キングオージャーVSキョウリュウジャーのSHOCKER戦闘員の映画日和のレビュー・感想・評価

5.0
2024.04.27
すっかり毎年恒例行事となりました春の2大戦隊+合体号という事でさっそく鑑賞して参りました。
今年は当来のVシネマの構成とは少し異なり、
現行(正式には1年先輩)の戦隊シリーズと1年先輩の戦隊シリーズとの合体版とプラスして10周年目に突入した
「獣電戦隊キョウリュウジャー」との夢のコラボレーションも実現させるという超・豪華仕様の構成となっており、

逆にここまでして頂いて満点以外の評価は失礼に当たるだろう。という事で迷いなき☆5です。

まずは王様戦隊キングオージャーVS
暴太郎戦隊ドンブラザーズも相変わらずの雑さ(褒めてる)と底抜けの明るさであっという間に駆け抜けていきましたし、

映画限定のレッドパワーアップフォームも双方ともに金ピカ豪快仕様となっており必殺奥義も迫力満点でした✨

今作を持って暴太郎戦隊チームもしばらくはお別れとなるため、
TVシリーズにて1年間構築した世界観を大切にしつつ、丁度よく痒いところに手が届く。という言葉がピッタリと合致していたと思うので、
当時問いかけていた世代の方にとっても
(もちろん私も含め)変に謎を残す事なくやり尽くして下さったと思います。
約2年間。本当にお疲れ様でした☆

そして今作の目玉と言っても過言ではないキングオージャーVSキョウリュウジャーはよりTVシリーズを追っている方に全振りした物語になっていました。

時は遡ること王様戦隊キングオージャーの第32〜33話にてキョウリュウジャーコラボ回だけでもかなりのボリュームがあったので、
この感じだとまだ語られるのかな?

という疑問は残るエピソードだったので
今回のVSシリーズで正式な答え合わせ。
という具合にあの回で登場しなかった戦士達の謎や、
細やかな伏線の数々まで本当によくここまでの物語を出し切って下さったなぁ...。
と圧巻極まりない物語でした。

竜星涼さんや飯豊まりえさんといった当時のキャスティングもしっかりとガン首揃えており、
今回のような奇跡のタイミングを構成できたのも当時からメイン監督を担当して下さった「坂本浩一」さんあっての事だと思いますので、本当にありがとうございます!といった感じですね。

近年の特撮TVシリーズやVシネマの方でもよくお見掛けする機会も多く、一ファンとしても本当に嬉しい限りです。

ゴジラ×コングを鑑賞した次の日に鑑賞した部分もあるので、未だに余韻が残りますし幸せホルモンがドバドバですw笑

個人的に超・嬉しかったのは
当時キョウリュウピンクを演じられていた今野鮎莉さんも今回の10周年プロジェクトの出演を承諾して下さった事が嬉しかったです💖
2018年に芸能活動は引退されていたのでキョウリュウジャー10周年はどうかなぁ...と半信半疑な側面はあったので、

恐らく制作チームの熱望もあり、今作のドリームチームの帰還を可能にして下さったと思うので、
今、出来る限りのファンサを最大限まで詰め込んでのVSシリーズであり、
改めて劇場の大スクリーンで鑑賞できた事が本当に幸せでしたし、
この先の戦隊VSシリーズどうするねんッ!?といった具体に贅沢すぎるクロスオーバー作品でした👑×🦖🌋✨

王様戦隊キングオージャーは来年のタイヤ人間(ブンブンジャー)さんとのVSシリーズが控えているだろうと思うので、

この10年間で本当に色々な事がありましたが、この世界で生きている限りはヒーロー達の勇姿をこれからもこの目に焼き付けたいと思います!