のうこ

火の接吻ののうこのレビュー・感想・評価

火の接吻(1949年製作の映画)
-
大傑作!どのショットも構図がバキバキにきまってる。
ロミオとジュリエットの映画の撮影にエキストラとして参加した男女2人の恋愛がロミオとジュリエットの話に微妙にリンクしていく話。エキストラというのがなんともたまらない。エキストラ、偽物、複製された恋、結婚。ロミオのエキストラ、ガラス職人のセルジュレジアニはジュエット役の有名女優を落とそうとつけねらっていたが、ベランダでジュエットのエキストラ、アヌークエーメと見つめ合った瞬間に恋に落ちてしまう。このアヌークエーメと見つめ合った瞬間がまじでやばい。このシーンだけで泣ける。撮影所の片隅で息絶える2人に号泣した。あとアヌークエーメの家族がキチガイすぎて、やりとりが笑える。ベネチアロケも最高でした。
のうこ

のうこ