カワムラサキ

ザ・ウォッチャーズのカワムラサキのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ウォッチャーズ(2024年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

ん?シャマランぽいけどなんか違うなあ、こんなキャメラ凡庸だったっけ?などと思いながら見ました。恥ずかしながらシャマラン娘だったとは知らず。
シャマラン節とは「思わせぶりワンシチュエーション」「低予算風味」「まれにおもしろ超展開」だけど、そこんとこは変わらず。ただ、明らかに非日常で起こるドラマなのに登場人物の思考停止したような振舞いが多くてモヤる(お互い身の上をほとんど話さない、鳥カゴに正しく疑問を持たないなど)。あの大きなガラス(←マジで?)なぜ今まで割れなかった?シャワーしてるの?最後のPC動画をどうやってフォルダに入れた?(これはあの人がやったのかも、と見終わった時は思えるが、あの時点では明らかな無理筋現象)。結果的に超展開っぽいことにもなるけど、言うほどカタルシスはなかった。やはり先述したシナリオ細部の脇の甘さが没入させてくれないからかな。あんなに邪悪でキシャー!と雄叫びをあげる【妖精】というのはダークファンタジーならアリ筋だけど、当たり前っしょ?とはならないからそこは丁寧に演出して欲しかったなあ。

【シナリオ】 0.6点
【新しさ】 0.8点
【カタルシス/芝居】 0.6点
【カメラ/編集/音楽】 0.6点
【尺】 0.4点
【寝れずに見れた】 0.4点
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