誰しも1度くらいは想像したことがあるであろう死後の世界。
現世に未練がある魂たちが集い、大切な誰かに想いを伝えるために行進する。
一人一人のストーリーが必ずしも自分と重なるわけじゃないのに、胸が締め付けられた。
亡くなってしまった命を喪失観で終わらせず、どんな魂も最後は前に進むための光がさしてほしいと思ったからだろうな。
===============================
<以降ネタバレ注意>
===============================
アキラがインタビューして書き上げてきた一人一人の物語<過去>をナナが受け取ったことによって、最後ナナが映画にして、彼らの想いをちゃんと現世に届けたい人<未来>に届けられたシーンは素敵だった。
「映画こそ、自由であるべきだ」
色んな時代、登場人物の喪失と輝きまでの歩みを一つの物語に消化する感動ストーリーでした🙏