このレビューはネタバレを含みます
同性のパートナーとの子を連れて実家のパーティに出るお話。
なんとな～く、パートナーがその場にいない事と移住する話から、上手く行ってなくて別れるのかなあ？と思ったんだけれど、主人公の女性にどうやら親権は全くないらしくって、子供は別れるパートナーと一緒にカナダで生活するらしい。
そういった事情をコメディタッチで描かれている。
でも子供の立場にしてみたら、(恐らくだけれど)生物学上の母親とそのパートナーである母親とやってきたのに、主人公のバイセクシャルの従姉妹との浮気を実の母親に報告してしまった事から別れて遠く離れて暮らす事になるんだ、って意識は否定されたって消えないものだし、この話で一番可哀想なのはこの子供だよなぁって。
同性同士のパートナーで、片方の遺伝子を受け継いた子供はどうしたって遺伝子上の親のものになるのかな？
この辺の事情が全くよく分からないのだけれど、まぁ主人公が浮気したのは本当っぽいし残念だけれど当然の話なのかも知れないなあ。
子供はとても賢そうでいい子っぽいから、彼女が望むなら交流があって欲しいけれど、この話って結局本気にしろ流されたにしろ浮気して良いことなんて一つもないってお話だよね。
