カタパルトスープレックス

ロードハウス/孤独の街のカタパルトスープレックスのレビュー・感想・評価

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)
3.5
秀逸なアクションを作るダグ・リーマン監督が主役にジェイク・ギレンホールを迎えて作った80年代アクション映画のリメイク作品です。

ボクはオリジナルの方を観ていないのですが、本作はなかなか楽しめました。フロリダのキーウェストを舞台にした現代の西部劇。悪党から街を守る拳闘士の話。ストーリーは西部劇そのままなので特に特筆すべきことはないです。アクション映画なのでテーマもへったくれもない。

本作の見どころは拳の殴り合い。ゴツゴツと骨と骨がぶつかる音が聞こえてきそうなベアナックルファイト。ヴィランが総合格闘技UFC史上初の二階級同時王者となったコナー・マクレガーなので、ヒーローのダルトンを演じるジェイク・ギレンホールがどこまでリアルなファイトを見せられるのかがカギでした。

ぶっちゃけジェイク・ギレンホールってあまり肉体派のイメージがなかったのですが、本作でちゃんと体を作ってきてバッチリ見せてくれました。『コヴェナント』でも軍人役だったから、演技的にも体作り的にもタイミングがよかったんですかね。