海外旅行とかにとんと興味が無い人種なので、最近のパリの（比較的新しく出てきた）観光地…なんて一つも知らなかったのですが、ラ・デファンス地区ってのがそーいうパリ近郊の都市開発地区で、其処には確かに新凱旋門＝グランダルシュって（門にも見える）現代建築のビルが在って、でその周りにも（作中に出てきた「赤い蜘蛛」とかオブジェとか吹き流しみたいなヤツとか）野外展示の現代アートがシコタマ配置されて居る…とゆーコトみたいですね⇒観終えて調べて理解しました。そんな、現代でエコノミックでアートな世界観の中に、持たざる一人の「旅人」を放り込んでナニかを訴えたい…みたいな作品だったかと思うのです、がちょっとその言いたいコトのソレ自体はかなり抽象的で想像の域も（また）出ないのです、が個人的には何となく分った様な分らない様な（ソレでも）ごく好ましい感覚を得るトコロまでには至れましたよ。短編としては全然キライじゃない方のヤツですね。
プラス、今作は短編のアニメなのですが、そのアニメの出来（とゆーか一枚一枚の画の出来）とゆーのもまた至極「アート」でソッチもかなり好かったと思います。お暇なら是非。
