推しへの距離感や気持ちの向き合い方を考えさせられる映画だった。
オタクのどこへ向けたらいいか分からないやるせない怒りや悲しみは、その痛みを分かち合える人と共有し語り合うしかない。
監督が中学時代の日記を読み返すところが印象的。
映画では男性アイドルのオタクである女性たちが中心だけど、よりやっかいなのは女性アイドルのオタクである男性たちだと思う。
先日のespaのカリナの熱愛報道で本人が謝罪しなければいけない事態になり、坊主になった峯岸みなみを思い出した。
推しもオタクも加害性があるのは基本的に男性側だ。
