キヨ

π〈パイ〉 デジタルリマスターのキヨのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

どこまでが現実でどこからが幻覚なのかわからなくて、すごいトリップ感のある映画だった。BGMが好きだった。ただ、ドラムメインのリズム刻んでるBGMが、某バンドのメンバー呼び込み曲とそっくりですごい気になった。

数学者の主人公は、世の中の事象には全てそれを示す法則があり、法則ということは数字で表すことができるという信条を持つ。この世の法則を解き明かすべく数字と向き合っている。ある日、この世の真理を表すのではないかと思われる216桁の数列を発見する。この216桁の数字をめぐり、主人公は変なことに巻き込まれていく。

ただあるがままを受け止める映画だなと思った。劇中で、216桁の数字に特別な意味を紐づけようとした主人公に対し、恩師が、216なんてそこらじゅうに溢れているっていってて、陰謀論とはこうして生まれるのかと感心した。
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