にっきい

π〈パイ〉 デジタルリマスターのにっきいのレビュー・感想・評価

3.4
サミア・ショアブさんが色っぽい。

『NOAH』や『マザー』のダーレン・アロノフスキー監督のデビュー作。
デジタルリマスター版が上映されてたので観てきました。

コンピュータが中身を表現したのが216桁の数字って話し。
予告見て不思議な感じはしてたんですが、思っていたよりは観やすかったかも。
確かに登場人物全員が真意を言わないので、答えの出ない映画ではありますが。

数字は万物の言語であり、全ての事象は数値化でき、全ての物事には法則がある。
と信じている天才数学者マックスは、自作のコンピュータで株式市場の予測をしようとしていた。
株で儲けようとかでは無く、単に自身の理論の証明をしたいだけ。
ある日新たな数式を実行すると216桁の数字をプリントアウトして基盤が焼き切れてしまう。
やけになったマックスはその数字を捨ててしまうのだが、実はその216桁の数字には意味があって…、って話し。

タイトルは円周率の事だけど、研究してるのは宇宙の真理を解き明かすような壮大な事。
賢過ぎて奇行に走りがちのコミ障のマックスが、唯一まともに話せるのが円周率の研究をしてた元数学者だけ。
マックスが216桁の謎を解いた事で謎の組織や、ユダヤ教徒から狙われる羽目に。
株の動きが分かれば儲けること出来るし、神との対話にもその数字が使えるらしい。
こう言う陰謀論的なストーリー楽しい。
理論数学的な会話や、宗教的な話しが出てくるから難解に感じるかもしれないけど、真実を追うサスペンス・スリラーとして面白い映画でした。

これ観た帰りの話し。
この日は本業も副業も休みの予定だったんだけど、呼び出しかかって両方仕事する事になったんです。
でいつもとは違い副業の駐車場に車置いて出かけました。
帰りにJRでいつもの駅で降りちゃって、改札に向かう直前に気付いて焦って戻ったら…、まだ電車停まってました。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年3月20日
鑑賞回:19:10〜20:40
劇場名:アップリンク京都
座席情報:スクリーン3 E-1
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:84分
備考:会員料金(1100円)
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