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正義の行方のmanaminのレビュー・感想・評価

正義の行方(2024年製作の映画)
4.5
1992年2月に福岡県の飯塚市で起きた2人の女児殺人事件の真実を、それぞれの目線から追うドキュメンタリー

事件の犯人とされている久間三千年(くまみちとし)は逮捕当時から無実を主張していたものの、2年後、異例の早さで死刑執行となる。

再審請求中に死刑が執行されてしまったが弁護団の必死の調べて、逮捕に重要視されていたDNA型鑑定や目撃情報の信用性が崩される

ただ久間さんが所有していた車内のシート💺の繊維痕が女児に附着していたものと同じだったこと…
数年前にも同じような女児行方不明で久間さんの周りで起きてたこと…など

本作はどちらよりでもない、ただこの事件の真実を伝えたいという監督の思いが伝わってくるため本当はどうだったのか…はこの映画を観た自分もわかりません💦

久間さんが犯人か無罪かはわからないけど、死刑になるほどの信憑性はなかったと思えました。

32年間この事件の真実を追ってる弁護団、新聞記者そして間違ってなかったと信じる警察側…年月と熱意がすごく伝わる映画になってます📽️
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