2022年4月にNHK BSで放送され、令和4年度文化庁芸術祭・テレビドキュメンタリー部門大賞を受賞したBS1スペシャル「正義の行方 飯塚事件30年後の迷宮」を劇場版として公開、「第98回(2024…
>>続きを読むえん罪、死刑制度、再審法、人質司法など日本の刑事司法制度の問題点が多数あらわに。
西日本新聞とNHKの取材力、ジャーナリズムに感服。
真実と司法による正義は別の話、国家が一人の命を奪うことの危うさを…
過信にも見える警察関係者の自信や確信と、西日本新聞の方たちが見せる不安や揺れが、事件に対する役割の違いは前提としても、何かを物語っているように思えた。驕りが油断を招き、謙虚さが慎重を呼ぶのなら、でき…
>>続きを読むキネマ旬報ベストテン文化部門1位。
受賞記念アンコール上映で鑑賞しました。
記憶の中に薄っすらと残っている“飯塚事件”。
冤罪のニュースはいくるかあるが、
容疑者の死刑が執行されているのには驚くし…
カフカの小説のようなリアルな感じ。真相はわからないけど、検察の証拠管理と死刑執行の判断はひどい。いろんな視点から事件は語られるが、久間三千年その人を語っている言葉はなかった。あえてこういう言い方をす…
>>続きを読むドローンと女神像のカットが印象的。全編を通して撮影(というかシーンメイク)と(オフライン・オンラインともに)編集のクオリティがめちゃ高い。NHK出身製作チーム、流石やなあ。製作配給の東風、『どうすれ…
>>続きを読む警察、弁護士、記者。それぞれの視点から飯塚事件の真相の行方を探るドキュメンタリー。
この作品の中に描かれている証言も重要であるが、色々と調べる中で、この映画では語られていない情報も取得することも必…
「真実は藪の中」で、ずっと藪の中を歩かされているような2時間。司法への問は強くあるが、事件に関してはもても冷静な視点で見ているので、藪を抜けそうでもまた藪。演出も非常に「静」。なんだけどとんでもない…
>>続きを読む恐ろしいドキュメンタリー。
確実に白とは言い難いけど、確実に黒とも言い切れないのに死刑執行。恐ろしすぎる。
報道、警察、弁護士、身内の視点から事件が炙り出されるけど、肝心の犯人とされる人がすでに死刑…
最後まで、本当の犯人なのか、それとも冤罪なのか、わからなかった。
それくらい、どちらかに加担すること無くフラットな状態で映画は作られていたが、関係者は…。
決めつけてモノゴトを見る事の恐ろしさを感…
(C)NHK