デブチンバラ

正義の行方のデブチンバラのレビュー・感想・評価

正義の行方(2024年製作の映画)
4.5
真実は一つのはずだと思っていた。しかし、この映画では幾つもの真実が語られる。個人個人が自分にとっての真実を語るからだ。でもそこには真実であるとの強い思い込みや、無意識に嘘が紛れ込んでいるのかもしれない。女児二人が最後に目撃された三叉路に立つ元西日本新聞記者の宮崎さんの言葉が残る。あの朝何があったのか30年前に巻き戻して見せて欲しいと。ただ一つの真実を知りたいという心からの訴えだと思った。
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