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燃えるドレスを紡いでのmのレビュー・感想・評価

燃えるドレスを紡いで(2023年製作の映画)
4.1
ファッションに救われてきた人間として、ファッション研究をしている身として、かなり複雑な気持ちで見た。
ファッションが持つ圧倒的なパワーを信じて、自らが創造していきたいというある種のエゴを持ちながら、ファッション産業が抱える闇をまなざし続けている中里さんの苦悩が伝わった。新たな服を作ることに意味なんてないのかもしれない、それでも中里さんの作る服や込める思い、蓄積されたファッション研究の真髄を見てみたいと思ってしまった。これもまたエゴか…
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