原作を読んでから2回目の鑑賞。ストーリーに色々突っ込みどころはあれど、エンターテイメントとして秀逸なので文句なし。終盤の展開が原作と大きく異なりますが、パンフレットを読んで、関根監督の意図が良く理解できました。杏の役へのハマり具合の素晴らしさもさることことながら、奥田瑛二の演技がやはり凄い。
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(初回の鑑賞)
あり得ないストーリー展開、序盤のあの事故の倫理観の弛さ、構成の甘さといった欠点も許せる、リアリティを超越した主人公千紗子の切実さ、根幹にある家族関係というテーマの重みに胸打たれました。全編面白くて最後まで目が離せなかったです。何より、映画はまず面白いこと、どれだけ心揺さぶられるかが大事ということを改めて考えさせられた作品でした。
2024年劇場(45)
