KARIN

理由なき反抗のKARINのレビュー・感想・評価

理由なき反抗(1955年製作の映画)
3.6
やっぱりジェームズ・ディーンは別格。

カッコいいと一言では言い表せない、
周りの世界全てを惹きこむあの感じ。
それを堪能するにはもってこいの代表作です。

思春期の感情って、なかなか理由付けできないもの。
大人に「なんで?なぜ?」と繰り返し問いただされても、なにも解決しないし疑問だけが大きくなる。

有名な天文台のシーンはもちろん、
ラストはかなり切なかった。
ひとりぼっちで、誰からも理解されないと感じた若者がまねく破滅的な展開。

思春期の友情と恋愛を繊細に描きながらも、孤独に寄り添ってくれるような作品でした。
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