ma097

理由なき反抗のma097のレビュー・感想・評価

理由なき反抗(1955年製作の映画)
4.0
旧作上映で、映画館にて鑑賞🥰

ジェームズディーンの圧倒的存在感に終始釘付けだった。
やっぱりティーンネイジャーが渇望する『愛』は底無しに深くて、どうしようもなく空虚で、全てにからまわって反抗する様が最高だな。

特に理由なんてないけど、全てが気に入らなくて反抗するというよりは、本当は寂しいとか、愛して欲しいとかそんな子供が当然持つ気持ちをうまく伝えられなくなってくる年頃だからこそ(恥ずかしくて言えないという部分も含めて)起こす、反抗なのかなと思った。なんでわかってくれないの?言わなきゃわからないの?っていうモヤモヤに関しては少しわかるなあと。

チキンレースは有名シーンすぎて知ってたけど、改めて見ると一瞬の出来事なんだね🚗プラネタリウムのシーンもよかったな。小さな世界で起きた問題が人生の全てを崩してしまうような感覚。その終焉をプラネタリウムで表現するところが痺れた!

『愛してくれる人を探していたけど、今はあなたを愛している。とても自然に』
このセリフが最高に最高で唸る😌
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