やっと見た。
どうしてもそれは、泣くんだけども……
でももうなんか、この歳になると、なのか、
こんなにたくさん読んでしまったからなのか…
大切な人が死んだ悲しみを乗り越えて
それでも生きていくんだ…
みたいな感動に、あまり心が動かされなくなってしまった
その人が死ぬ描写の必然性もないあたり
(事件を想起させるためだけの理由)
なのも
確かにそういう現実もあると、
わかってはいつつも
それを描写する意味とは?
などと考えてしまう
実際の事件を想起させて、
社会に伝えたいことって何…
なんなのだろう…
漫画描くって尊いみたいな帰結なのか
そのことから導き出される結末がそれで良いのだろうか
だったらしっかり架空の事件でいいのでは…
などと考えたり…
考えなかったり……
(絵を描くのが大好きな子供に強く薦められて映画を見た)
(感動もするし、素晴らしいと思う、その一方で心が重い)