takehi

エイリアン:ロムルスのtakehiのレビュー・感想・評価

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)
4.4
怖がりな私は基本ホラーは苦手、つまり製作者からすれば、もう超お得意さんな観客です!そんな私は学生の頃にリドリー監督のエイリアンの封切りを観にいって、驚愕でしかない、そのスリラーSF映画世界にやられた口です。とにかく全てのデザインと設定、ヒーロー不在のストーリー、合成人間のキャラクター、ダークでハードなSF的演出、完璧な撮影に痺れました。

本作はお化け屋敷的映画の決定版か!!驚きまくって、こんなに体を沢山ビクッ!ビクッ!!させて観た映画は初めてかも、、そしてピンチの連続に何度もマジかっ、マジかっ、マジカァ〜の繰り返しに疲労困ぱいでした。
怖過ぎていくつかの少しテーマパークぽいシーンでホッとする始末、、そう思うと一作目のリドリーのエイリアンは封切り当時の印象では遊びが無くて最初から最後までシリアスでハードだよな、凄い!


、、以下ネタバレあります、、

やっぱりギーガーのオリジナルデザインの凄まじい畏怖感は相変わらずで感心します!それに引き換え注射を打ち、産まれた人間進化形体のエイリアンベイビー?が四つん這いで迫ってきた時、あまりにも宮崎アニメとか庵野エヴァみたいで緊張感が削がれて助かりました笑(それでも私には十分に怖いのだから嫌になるよ)

とにかく感情移入できるキャラクター達、怖過ぎるお化け屋敷内を2時間ジェットコースターで乗り続けるような、まるでエイリアン1と2を続けて観たような、過剰な見応えがある濃密なストーリー展開とSFビジュアル、アイデアをまとめ上げて娯楽映画を作り切った製作者に脱帽です!!

2024/9/9 23:24
yahoo映画検索同時投稿 
takehi

takehi