kka

めまいのkkaのネタバレレビュー・内容・結末

めまい(1958年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

初めに高所恐怖症の話が出てくるが、
それで警察を辞めただけで、その後、妻のあとをつけるというミッションにおいては、全くその件が触れられずに進むので何かと思ったら最後の最後に出てきた。
以降、高所恐怖症であることがずっと鍵になってくるとは思わなかった。

高いところで下を見て足がすくんでしまう様子、映像をギュイーンと引き伸ばすような事でよく表せている。実際高所恐怖症の私にはとてもリアルに感じた。

物語中盤でミッションが失敗に終わってしまったので、その後はどんな話になるのかと思ったら。まさか影武者だったとは。

精神病棟で、
彼女を愛していますから
と言いつつ
部屋を去る最後1,2秒だけ悲しい表情を見せる



最初は似てるからプロデュースするそういうようなつもりだったのに

ネックレスで、こいつは自分をずっと騙していたのかと
恨みに変わる

シスターに怯えて後ずさりさえしなければ、2人は想いあって塔を降りて愛し合ったのだろうか。


皮肉にも高所恐怖症は治って、
塔のふちにも立ったね
kka

kka