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めまいのneohetareのレビュー・感想・評価

めまい(1958年製作の映画)
4.5
おもしれえ…

眠いのでメモだけ。

・ソール・バスのアニメーション
・カメラを引きながらレンズズームをかけるめまいショット
・マデリンの象徴としての緑色
・段取りを端折った編集(個人的には切り過ぎと思う時も多々あるけど)
・映画の中で芝居を打つ登場人物達
・ファーストシーンとラストシーンのシンメトリー(正確にはファーストシーンの事件がラストの暗示になっている)、ちょうど1時間後辺りに一度展開上の山がある、など構成の綺麗さ
・ミッジというキャラクターの位置付け
(最後にはマデリンではなくミッジとくっつくのだろうという予想へのミスリード)
・マデリン/ジュディの二重性の影に隠れて実はジョン/スコティの二重性も存在している
・ヒッチコック作品の中でも引きのショットの綺麗さは恐らく随一
・あり得ないと思うような事柄を一度信じ込ませられると一転して強固な信憑に変わる。それをさらにひっくり返してくるのが本作の売り。

サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
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