昭和ライダー

ガスパールとの24時間の昭和ライダーのレビュー・感想・評価

ガスパールとの24時間(2023年製作の映画)
3.7
■主人公が“余命24時間の探偵”ということでアクション映画だと思ったのですが、なんと、スタイリッシュ&ハードボイルドな映画でした。
■主演はトム・ハーディ似のイケメン。ブラックパンサーっぽい“チーター顔”のカスタムバイクで街を疾走し、自分の過去や悪と向き合います。
■想像とは違いましたが、“掘り出し物”を見つけたような感覚。ムーディな音楽とイケメン探偵、そして美女の世界を堪能できます。
■しかも、2025年の出来事を過去のことにように話すシーンなどがあり、舞台は近未来のようです(大筋には関係ありません)。
■原作はインドネシアのベストセラー小説。そのためか「字幕版」は抽象的な(小説のような)日本語が多く、スッと頭に入ってきません。渋いイケボ声優の声がハマっている「吹き替え版」がオススメです。
■去年11月、インドネシア映画祭で最優秀脚本賞を受賞したという本作。現代と過去(主人公の少年時代)を交錯させる演出もなかなかですよ。