三姉妹それぞれに抱えているものがあるものの、最後にはそれぞれ一歩ずつ歩みだす。

長女は、これから何処へ行くのかな。
トラウマとコンプレックスを越えて。
電車に始まり電車に終わる。

次女は、何だかんだで生きていける人。まぁ、同じようなこと繰り返しそうだけど…笑
愛奏(薫桜子)は別作品でもその魅力に惹かれたが、ここでも。

三女は引き篭もりだけど、打ち込めるもの(絵)があるからだろう、ちゃんと精気があるように見えるんだよな。終始、化粧もちゃんとしてたし、引き篭もりの部屋なのに爽やかなのが、演出としてどうなのか…とも思ったけど、まぁ、別にリアリティがありゃいいってもんでもないし、常に艶やかに撮られていて、それはそれでアリではあったか。
その点、逆に長女の方が、ヤサグレ演出多め…。
あと、三女の寝るシーンに関しては、ロマンチックに撮られすぎかなぁ…。

叔父、たんぽぽおさむ氏が、えらい雰囲気あって印象深くもあった。

日本映画専門チャンネルにて鑑賞

麻田真夕の出演作を観たくて、それだけで観ました。
美人さんだし可愛いですよね。
そんな彼女が長女役で色々とワケありの三姉妹のお話。
その長女はなかなか複雑で叔父さんの養女で、次女は男に貢いでいるキャバ嬢、三女は引き篭もり。
各々個性的な三人が魅せる男たちとの絡みシーンはそれぞれ楽しめます。

お話はなんだかんだあって終盤に急展開。
その急展開がなかなかです。
面白い映画でした。
そうそう、三女役の淡島小鞠さんも多分初めて拝見しましたけど可愛いですねぇ。