マリアンネ・ゴッホさんは目元が白くて逆パンダ。
２つの勢力がしのぎを削る国境の小さな町の話し。
言わずと知れた黒澤明監督『用心棒』のリメイク。
クリント・イーストウッドが若くてめちゃくちゃカッコいい。
国境の小さな町に流れついた男は、ガンマンとしての腕を売り込んで一方の組織の用心棒なる。
だがそれを快く思わないボスの息子が殺す計画をしたりするので
「やっぱ辞めるわ」と出ていってしまう。
その後酒場のオヤジといちゃいちゃしながら２つの組織の間で上手く経ち振る舞っているのだが、それがバレてしまい…、って話し。
オリジナルの三船敏郎は自ら"椿三十郎"と名乗り、飄々とした性格だったのに対し、今作のイーストウッドは名前は名乗らず寡黙な男でした。
ストーリーはほぼオリジナル通りなんですが、マカロニウェスタンの特長であるバイオレンスは流石に凄い。
特に拷問を受けた後逃げ出すシーンの地面を這いつくばる所の惨めさは強烈。
その後の棺桶から覗くシーンが印象的。
初めて見た時に思ったんですが食事のシーンのイーストウッドのスプーンの使い方が凄く下手。
握り方が逆だからそう見えるんだけど、あれは役作りなんでしょうね。
そして確かイーストウッドってタバコが吸えなかったから、咥えタバコのシーンで苦労したと言う記事を昔に読んだ気がします。
西部劇だけどメキシコとの国境付近の町が舞台だからか、登場人物の名前が日本人からしたら変に思える。
ヘススとかピロペリって。
イーストウッドの渋いカッコ良さ、セルジオ・レオーネのバイオレンスな演出、そしてモリコーネの印象的な音楽と、マカロニウェスタンを代表する傑作。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊鑑賞記録＊＊＊＊＊＊＊＊＊
鑑賞日：2024年3月24日
鑑賞回：8:40〜10:30
劇場名：MOVIX京都
座席情報：ｼｱﾀｰ⑪ J-8
上映方式：2D 字幕
レーティング：G
上映時間：99分
備考：会員60P無料鑑賞ｸｰﾎﾟﾝ、ﾄﾞﾙ3部作
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