マカロニ・ウエスタンの金字塔、「ドル三部作」。その二作作目にあたる「夕陽のガンマン」。
凶悪犯エル・インディオが刑務所から脱獄し、1万ドルの賞金が懸けられた。インディオ一味を追う若き賞金稼ぎモンコと商売敵のモーティマー大佐は賞金を山分けすることを条件に手を組む。二人はインディオを追い詰めていくが、大佐にはある別の目的があった。
エル・インディオの過去の回想で、イタリア映画独特の残酷さと不気味さが少し滲み出てたのが気持ち悪かったのだけどまさかの仇を討つ相手の正体に痺れる。
クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、ジャン・マリア・ヴォロンテのイケおじキャスティングが最高過ぎてとても良い。エンリオ・モリコーネの音楽がまずカッコ良すぎて鳥肌が立つし、アドレナリンがドバドバになるのはセルジオ・レオーネのウエスタンだからこそ。マカロニ・ウエスタン史上最高の名曲。