マシュー・グレゴリー・ルイスが19歳の頃執筆したのがマンク
それの映画化。
やたらと長い原作よりもうまく纏められており
素晴らしい作品に仕上がっている。
原作はアンブロシオがあまりにも最低で
悪魔すら逃げ出す有様なのだ、よって読後得られるものが薄い。
映画では女性は全部赤い衣装を着ているのだが
実際赤い衣装を着ているのではなく
アンブロシオが禁欲しすぎた結果
異性を赤(刺激的、挑発的)と認識しているのかもしれない。
ブルーレイでも出して欲しいが万人ウケはしないであろう作品なので
望みは薄いか。
芸術性が高く単なるエロやヴァンサン変態で片付けて欲しくない作品。