もち食

イカとクジラのもち食のレビュー・感想・評価

イカとクジラ(2005年製作の映画)
4.0
思春期的な虚栄心、スノビズムつまりは人の"小物さ"の描写の生々しさはもはやグロテスクとも言えるほど。そして何より微妙にすれ違う人同士の会話の精密さに驚いたら、監督・脚本が「フランシス・ハ」の人と知って納得。

そんな大人手前のドロドロ感漂う空気を最も
漂わせていた少年が、最後の場面に小さな一歩を歩き出す姿の美しさよ。
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