キモサベ

イカとクジラのキモサベのレビュー・感想・評価

イカとクジラ(2005年製作の映画)
2.9
『共同監護』・・・そこそこ生きている自分ですが、知りませんでした
自分にとって映画は“人生の教科書”です

一家四人、共に小説家の両親に兄と弟・・・そんな家族に崩壊(離婚)の危機が迫ります

さて、いきなり脱線します
自分の経験からレンタル店で『ヘンテコなタイトル』に出会ったら、迷わず手を出し(借り)ます
当たり(佳作)の確立が高いからです
・・・ということでレンタル鑑賞

ついでに、タイトルにある“イカ”と“クジラ”(ちなみに原題もまんま同じです)が、作品にどう絡んでくるのか?も大きな興味でした

では感想です
強く“性”を感じた作品でした
大人には大人の性・・・不倫
子どもには子どもの性・・・思春期
さらに映画では“子どもじみた大人”、その逆に“大人びた子ども”を描いたシーンやセリフが意識的に取り入れられてました

それと自分には母親には“どうしても”共感出来ませんでした
自由奔放というか、自己中心的というか、節操が無いというか
※もっとも父親も父親ですけどね

最後にもう一度タイトルについて
本作のジャンルはドラマ・コメディとなっています
自分的には、「こりゃ、コメディじゃないっしょ」と思いましたが、ヘンテコなタイトルからすれば、コメディ感もアリかと・・・実際に、笑えなくもないシーンも多々ありましたね

作者もさして深い意味はなかったのかと・・・けど、ラストにしっかり出てきますよ
キモサベ

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