離婚をしたときの子供たちへの影響、インパクトは驚異である。しかしながらそれらを飾ることなく辛辣なウィットを聴かせながら描いた脚本が素晴らしい。
どうやら調べてみると監督自身の両親も離婚をしているそう。だからより一層リアルに感じるのかもしれない。
幸いなことに小生の両親は離婚することなく、すごく平和な夫婦生活を楽しんでいるがもし仮に自分の両親が離婚をしていたらきっとグレていたに違いない。
子供にとって耐え難い両親の争いや離婚だけど、それが自然の摂理のようなものであるならば、傷つきながらも子供は学んでいくしかない。
離婚や浮気を肯定するわけではないけれど、人類の歴史に比べれば婚姻制度の歴史は非常に浅く、我々はその短い期間の倫理に縛られているとも言える。
アメリカでは日本よりも遥かに離婚が日常茶飯事であり、個人主義の浸透や女性の権利拡大により日本でも増えていくだろう。なんなら小生の周りのほとんどが離婚していっている。
▼人間の恋愛の賞味期間は数年
幸福を感じる脳内物質が分泌されなくなるため、愛し合って結婚しても、数年もすれば醒めてしまうというもの。
これは、昔二足歩行を始めたばかりの人類は子供が二歳ほどになると、
・女性は男性の助けを必要としなくなった
・多種多様の子孫を残すために、新たな相手を見つけた
ことに符合し、他の動物にも同様のパターンが多く、人間にも同じことが考えられる。
最後に最近先輩から言われた一言を紹介
「離婚をするくらいなら初めから結婚しないほうがいい」