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赤い風車のMeKonoのレビュー・感想・評価

赤い風車(1952年製作の映画)
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1.5
ベルエポックのパリ。
ムーランルージュへは2020.1に行ったけども、実際はこの映画よりももっともっと広い場所でした。
♪天国と地獄はいつでも鳴ってたし、紳士淑女の社交場であるのも今も昔も変わらぬけれども、この時代はさすがベルエポック、まだ中世の気品さが残ってるため、後のルザネフォルから始まるセクシーさはまだ無い。
行ったあとで今更感ですが、ロートレックのパーソナリティを初めて知った。だからムーランに入り浸っていたのか。
頭ごなしに誹謗する婦人に対し「悪く見えるのはあなた自身の心が悪いから」の言葉はホントにSNS時代に言ってやりたい
死に行く間際に見えるムーランが、本当に華やかで楽しい場所だったんだなーというのを想わせてくれて沁みる。
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