せんにん

天下の快男児 万年太郎のせんにんのレビュー・感想・評価

天下の快男児 万年太郎(1960年製作の映画)
4.0
いやー面白かった。
この21世紀とのメンタリティのギャップ。こんなにコロコロと心情が変わるものか。文字通りの「女心と秋の空」。いや、男も含めて。
心が軽く飛び跳ねるような快活さが伝わってくる。社会全体が若かったんだな。

あとは何といっても、高倉健になる前の高倉健。清潔感と素朴さと男らしさを兼ね備えていて、これもまた良い。

嫌味な課長とのバチバチも適度だし、女性陣のコケティッシュさもちょうどいい。

そう、何もかもがちょうどいいのだ。
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