王冠と崑敏

ティファニーで朝食を 4Kの王冠と崑敏のレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を 4K(1961年製作の映画)
1.0
「俺はリーダーのジョン・スミス大佐。通称ハンニバル。奇襲戦法と変装の名人。俺のような天才策略家でなければ、百戦錬磨のつわものどものリーダーは務まらん!」

高校生の頃、ハマっていた海外ドラマ『特攻野郎Aチーム』のリーダー、ハンニバルことジョン・スミス大佐役のジョージ・ペパードが若き頃オードリー・ヘップバーンと共演した映画という事でいつの日にかと思って早数十年💦ようやくその機会が訪れて、楽しみに劇場に向かったのですが…

“作戦は奇を持って良しとすべし”

と大佐が、よく使う台詞がありまして、孫子の兵法で言うところの『兵は詭道なり』→戦いとは欺くことなんですが
。大佐はどうかしてるキャラで(笑)…普通に正攻法で作戦を立てていれば、シンプルに成功するのに、ややこしい方ややこしい方へ舵を取って、毎回毎回ピンチに陥ってギリギリでミッションをクリアするパターンで、それがドラマの面白味であったりしたのですが、映画の脚本は、正攻法、王道の型で構成して、アクセントに遊びを入れるにしておかないと駄目だと思いますね。どんなにファンのスターが演じていても、脚本が駄目なら映画は面白くならない。

凄く当たり前の事を実感してしまいました。

スコアは、最低の1.0…オードリー・ヘップバーンとジョージ・ペパードとヘンリー・マンシーニに敬意を表して、この点数です。

残念。
王冠と崑敏

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