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マラソン マンのeigajikouのレビュー・感想・評価

マラソン マン(1976年製作の映画)
4.1
BSプレミアムシネマの塩漬けになっていた録画で。
有名すぎる拷問シーンにビビっていたのとダスティン・ホフマンとロイ・シャイダーが実は苦手で見るのを後回しにして何十年💦
マイ“実は見てなかった名作”シリーズの1本。
で、何十年も後回しにしてたくせにアレなんだけど、ここの評価の低さはなぜ⁉︎

ダスティン・ホフマンに作り込み演技をさせるスキを与えないような演出が功を奏していると思う。
ホフマン主演作品では一番好きかも。(スミマセン『クレイマー、クレイマー』以降の彼の演技は好みでない)
ローレンス・オリヴィエが一番好きな出演作らしい本作の演技は本当に素晴らしくて痺れた。
自ら頭を剃って禿げ頭に変装すると、なんとピカード艦長(パトリック・スチュワート)にそっくりではありませんか。そして怖い雰囲気は『陰謀のセオリー』のパトリック・スチュワートを想起。オリヴィエの『マラソンマン』の演技を参考にしたんじゃないかと思う。
瀕死の重症で(どうやってたどり着けたんだ⁉︎)ホフマンの部屋まで来た時のロイ・シャイダーのゾンビみたいな表情に、「そこ、ウケてる場面じゃないだろ!」なのに思わず笑えてしまった😅ロイ・シャイダーにグッときたのはここが初めてかな😁
マルト・ケラーさんが美しい。

私が子供の頃は南米に逃れたナチ幹部が逮捕されてたなぁ。本作も公開時にはまだ子供だったので見なくちゃ!と意識したのは後でだった。
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